2023 Fiscal Year Annual Research Report
A novel left-right dimorphism in snails: understanding the actual situation and the polymorphism maintenance mechanism
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22H02688
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
細 将貴 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 准教授 (80557695)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山道 真人 国立遺伝学研究所, 新分野創造センター, 准教授 (70734804)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 生殖隔離 / 多型 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度までは、新型コロナウイルス感染症の流行が継続したため、海外での現地調査が著しく制限され、研究の進展は限られた。また、研究代表者の所属変更に伴い、実験室ほかの環境整備に努める必要を生じた。以上のような困難な状況のなかで、当該年度にはようやく現地調査が実施可能となり、多くの成果を得ることができている。 まず、現地調査により、二型集団と単型集団のそれぞれから多数の生体を採集することができた。一部のサンプルについては適切に標本化し、遺伝構造を解析するための試料として準備ができた状態にある。また、十分な個体数を確保できた集団の個体については飼育実験を行い、一部の個体を未交尾のまま性成熟させることに成功した。さらに、異なる巻型の個体間、あるいは二型集団と単型集団に由来する個体間での交配実験を行い、交尾行動の観察とF1の作出に成功した。以上の試行から、今後予定している本格的な交配実験については、高い確度で問題なく遂行できるものと考えられた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究課題の開始一年目にあたる昨年度については、新型コロナウイルス感染症の流行から海外調査の実施が困難になり、進捗に遅れが生じた。しかしながら、二年目に当たる当該年度については、野外調査と飼育実験を計画通りに実施することができた。最終年度に当たる三年目についても調査が実施できる見込みであり、得られた試料をもとにした研究の実施により当初の目的は達成可能と考えられる。
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Strategy for Future Research Activity |
得られた試料に対して、形態と集団構造の解析を進める。また、交配実験を規模を大きくして実施する。
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Research Products
(20 results)