2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
24223002
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
松井 彰彦 東京大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (30272165)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福島 智 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (50285079)
上 昌広 東京大学, 医科学研究所, 特任教授 (50422423)
長瀬 修 立命館大学, 衣笠総合研究機構, 教授 (60345139)
児玉 有子 東京大学, 医科学研究所, 特任研究員 (70336121)
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Project Period (FY) |
2012-05-31 – 2017-03-31
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Keywords | ゲーム理論 / 社会的障害 / 児童養護 / 被災地医療・教育 / 長期疾病 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の遂行にあたり、尾山大輔を連携研究者として研究に参画させ、また下記の19名を研究協力者とした。研究協力者:臼井久実子・大野更紗(渡部更紗)・金子能宏・川越敏司・川島聡・河村真千子・熊谷晋一郎・栗原房江・瀬山紀子・田中恵美子・田中知美・長江亮・西倉実季・花岡和賀子・星加良司・森壮也・両角良子・山下麻衣・In-Koo Cho。また、吉野ゆりえ(吉野由起恵)を学術支援専門職員として雇用した。各班・チームは有機的に連携させた。 障害班では、長瀬、川島は国連の障害者権利条約の分析を行った。川島・松井は障害者雇用率を法学と経済学の観点から分析した。星加は障害の社会モデルを発展させた。田中(恵)は身体障害者、河村は発達障害の研究を行った。臼井・瀬山は障害女性の経済状況及び障害者欠格条項の研究を行った。金子及び長江は障害者制度の経済的側面の研究を行った。森は開発途上国における障害の問題に取り組んだ。長期疾病班では、児玉は長期疾病の医療経済問題、吉野と大野は難病問題、栗原は障害のある医療者の研究に取り組んだ。被災地班では、上は被災地の医療経済問題に取り組み、松井は教育問題に関するフィールド実験を行った。 理論・実験チームは、動学ゲーム理論、帰納論的ゲーム理論、サーチ理論、行動経済学を総合的に研究・発展させ、差別や偏見、格差、負の連鎖等の問題を分析した。松井、尾山、田中(知)、川越、In-Koo Choは最先端の研究を続けた。制度・事例チームは、各班において制度の現状と課題、及び事例について調査・研究し、その結果を研究会で共有していく。特に、制度間の隙間に落ち込んでしまった人々の問題を論じた。福島は盲ろう等重複障害者の実態をコミュニケーションの観点から研究した。山下は社会的障害の歴史研究に取り組んだ。実証チームは、追跡調査の準備を行った。 これらの成果は様々な形で社会への発信を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
実績の概要で述べた通り、研究実施計画とほぼ同様の内容を達成した。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度に構築した研究組織に従い、引き続き、研究を推進する。
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Research Products
(54 results)
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[Presentation] 法とバリアフリー2014
Author(s)
福島智
Organizer
平成25年度判事任官者実務研究会
Place of Presentation
司法研修所(埼玉県和光市)
Year and Date
2014-01-30 – 2014-01-30
Invited
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