2015 Fiscal Year Annual Research Report
事故・災害と安全基準構築に関する比較科学技術史的研究
Project/Area Number |
24240106
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
橋本 毅彦 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (90237941)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
梶 雅範 東京工業大学, 社会理工学研究科, 教授 (00211839)
岡本 拓司 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (30262421)
金 凡性 広島工業大学, 環境学部, 准教授 (30419337)
柿原 泰 東京海洋大学, その他部局等, 准教授 (60345402)
鈴木 淳 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (80242048)
鈴木 晃仁 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (80296730)
廣野 喜幸 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (90302819)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 科学史 / 技術史 / 安全基準 / 自然災害 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度(平成27年度)は、2015年9月19日に研究会を開催し、研究協力者の佐藤靖氏(JST研究開発戦略センター)より「NASA有人飛行計画とリスクマネジメント」というタイトルで、NASA有人飛行計画で開発されたリスクマネジメント手法のその後の発展について、また神田淳氏(宇宙航空研究開発機構)より「航空機の安全性の証明について」というタイトルで、航空機の安全基準、とりわけ航空機の型式証明の手続きに関して講演頂いた。 また10月18日から20日にかけては研究協力者の神谷久覚氏(神奈川大学)が大阪および神戸に出張し、日本生命図書館において資料調査を行なったほか、ビューロべりタスジャパン株式会社神戸事務局にてシニアアドバイザー粟田口真二氏、マネージャー新海信隆氏にインタビュー調査を行なった。 11月21日から22日にかけては研究協力者の中澤聡氏(東京大学)を日本リスク研究学会第28回年次大会に派遣し、村上道夫氏(福島県立医科大学)がオーガナイズした企画セッション「リスク管理の歴史学」にて中村晋一郎氏(名古屋大学)と連名で「オランダの治水政策におけるリスク概念の導入過程」を発表させた。 年度の後半においては、分担参加者とともに専門的知見を提供して頂いた研究協力者の方々とともに出版を予定している安全基準策定の歴史をめぐる論文集の編集準備のための打ち合わせを何回か開催し、出版準備を進めた。 2016年2月には研究計画の参加者の一人である方の紹介により三井化学市原工場の見学を実施した。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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