2013 Fiscal Year Annual Research Report
地理情報科学と都市工学の空間情報解析融合技術の戦略的活用
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24241053
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| Research Institution | University of Tsukuba |
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Principal Investigator |
鈴木 勉 筑波大学, システム情報系, 教授 (00282327)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森本 健弘 筑波大学, 生命環境系, 講師 (20282303)
村山 祐司 筑波大学, 生命環境系, 教授 (30182140)
渡部 大輔 東京海洋大学, 海洋科学技術研究科, 准教授 (30435771)
大澤 義明 筑波大学, システム情報系, 教授 (50183760)
宮川 雅至 山梨大学, 医学工学総合研究部, 助教 (50400627)
渡辺 俊 筑波大学, システム情報系, 准教授 (60212320)
大津 晶 小樽商科大学, 商学部, 准教授 (60360971)
井上 亮 東北大学, 情報科学研究科, 准教授 (60401303)
駒木 伸比古 愛知大学, 地域政策学部, 准教授 (60601044)
堤 盛人 筑波大学, システム情報系, 教授 (70292886)
杉田 倫明 筑波大学, 生命環境系, 教授 (80235887)
小林 隆史 東京工業大学, 情報理工学(系)研究科, 助教 (90466657)
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| Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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| Keywords | 地理情報科学 / 都市工学 / 空間統計解析 / 最適配置 / シミュレーション |
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| Research Abstract |
(1)空間統計解析手法の高度化と戦略的応用：GIS/RSの技術を駆使して建物別滞留人数の推定方法を提案し，つくば市中心部を事例に手法の有効性を検証した．エジプト農地の蒸発散による水消費量を作物・灌漑方法毎に取りまとめた．霞ヶ浦の最近の水収支を明らかにし，1970年代との違いを考察した．農林業データをメッシュデータ化し，耕作放棄地分布の社会経済/自然環境データとの対応関係を分析した．3次元GISを利用して眺望の定量化を行い，空間効果を考慮する一般化線形混合モデルで不動産価格への影響を評価した．多項離散選択モデル/重力モデルにおける新たな空間統計モデルの提案を行った．点事象データの空間的集積検出に関して，柔軟な形状を持った集積地域の複数同時での検出方法を提案し，東京の飲食店分布データで適用可能性を確認した．食品・医薬品を対象として高齢者の需給バランスを分析した．観光スポットを対象に観光地としてポテンシャルのある地域を可視化した．大型店立地動向/出店に係るステークホルダーの動きや住民主体のまちづくり活動を調査した．
(2)配置最適化・ネットワーク解析手法の高度化と戦略的応用：食品流通における物流拠点の最適配置，高付加価値商品を扱う航空貨物のアジア域内における流動，アジア域内における陸路輸送品質の分析を行った．2つの距離の和/差の分布を規則的配置/ランダム配置に対して求めた．施設の信頼性を考慮した最適配置モデルを定式化し，確率的に機能を喪失する施設へのアクセシビリティを保つ最適配置パターンを明らかにした．
(3)空間シミュレーション技術の高度化と戦略的応用：住民の自地域・他地域に対する愛着を地域間親密度で視覚化し，関門海峡を事例に地形・制度の影響を示した．東日本大震災に伴う人口移動について，そのインパクトを将来人口推計の観点で視覚化した．
〔連携研究者〕国土地理院 小荒井衛，中埜貴元
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画通りの進捗を経て，現在に至っている．今後も計画通りの研究の遂行が期待できる状態である．次年度はさらにメンバーの増強を図る予定である．
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| Strategy for Future Research Activity |
今年度までの研究実績をベースとして，次年度以降の研究計画を着実に遂行し，当初の予定通りの研究成果を挙げることを目標とする．
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