2014 Fiscal Year Annual Research Report
グローバル化時代における現代思想―概念マップの再構築
Project/Area Number |
24242002
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
中島 隆博 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (20237267)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
原 和之 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (00293118)
石原 孝二 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (30291991)
清水 晶子 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (40361589)
石井 剛 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (40409529)
梶谷 真司 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (50365920)
小林 康夫 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (60153623)
齋藤 希史 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (80235077)
村松 真理子 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (80262062)
ラム ウィンカン(林永強) 東京大学, 総合文化研究科, 特任准教授 (90636573)
|
Project Period (FY) |
2012-10-31 – 2015-03-31
|
Keywords | 国際研究者交流 / 国際情報交換 / 思想史 / 現代思想 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度はステップ(3)カテゴリー横断的比較思想分析と(4)新しい普遍の創出を実施した。まず(3)に関して、平成25年度のカテゴリー分析で得られた成果を元にして、各カテゴリー担当者がリサーチ・グループを組織し計9回、リサーチ・ミーティングを開催した。このミーティングには研究代表者、研究分担者が参加した。これに関連して、国内外の研究者を招聘し、各講演会を開催した。4月23日にはエリック・カズデン氏、6月21日には飯塚容氏、7月14日にはギョーム・ルブラン氏の講演会を行った。 上記のミーティングや講演会、ならびに初年度から行ってきたステップ(1)~(3)の成果を踏まえ、ステップ(4)の実践となる大型国際シンポジウムを計4回、開催した。いずれも東アジアを発信源とする新しい普遍の創出を核心とし、研究代表者ならびに研究分担者が企画、司会、報告を行った。まず6月27日、28日にはCPAG/ICCT国際シンポジウム「“現場”の挑戦と文学の営み」を主催した。これは国際コンソーシアムICCT(東京大学、華東師範大学、北京大学、ニューヨーク大学)を母体とし、平野啓一郎氏、青山七恵氏、孫甘露氏という日中の文壇をリードする作家を中心に総勢25名が登壇した。11月14日にはCPAGラップアップシンポジウム「“新しい普遍性”をめぐる東アジア三方対話」を主催し、華東師範大学、延世大学、東京大学の研究者が「新天下主義」(許紀霖氏)などについて議論を展開した。その他4月7日には「東アジアから問う「新しい普遍」」を、1月24日には「新たな普遍性をもとめて」を東京大学UTCPとの共催で行った。さらに新しい普遍の創出に寄与する書籍の出版に向け、東京大学EALAIとの共同で冬学期連続講義「グローバル化時代の現代思想―東アジアから」を行い、全ての研究代表者ならびに研究分担者が講義を担当した。
|
Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|