2015 Fiscal Year Annual Research Report
戦後アジアにおける欧米諸国の開発援助戦略とアジアの自立化に関する総合的研究
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24242023
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Research Institution | Tohoku Gakuin University |
Principal Investigator |
渡辺 昭一 東北学院大学, 文学部, 教授 (70182920)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
都丸 潤子 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (00252750)
木畑 洋一 成城大学, 法学部, 教授 (10012501)
秋田 茂 大阪大学, 文学研究科, 教授 (10175789)
横井 勝彦 明治大学, 商学部, 教授 (10201849)
前川 一郎 創価大学, 教養学部, 教授 (10401431)
山口 育人 奈良大学, 文学部, 准教授 (20378491)
宮城 大蔵 上智大学, 公私立大学の部局等, 教授 (50350294)
菅 英輝 京都外国語大学, 外国語学部, 教授 (60047727)
宮田 敏之 東京外国語大学, その他部局等, 教授 (70309516)
佐藤 滋 東北学院大学, 経済学部, 准教授 (90616492)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 開発援助戦略 / コモンウェルス / ヘゲモニー / 冷戦 / アジアの自立化 / 1960年代性 / 援助の多極化 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度の平成27年度は、前年5月社会経済史学会で報告したインド関連の三報告(渡辺昭一、秋田茂、横井勝彦)を、同学会誌『社会経済史学』81‐3号に「欧米諸国の開発援助戦略の多極化とアジア国際秩序の変容」としてまとめた。ほかに、研究会・学会報告等については、2回の国内研究会と国際学会報告1回、国内学会報告1回、一般向けの情報公開1回を実施した。 国内研究会については、東北学院大学にて7月18~19日に各分担研究者の研究状況を報告して最終成果報告の目標を確認し、3月28~29日の研究会では、出版予定の著書の構成と内容について話し合った。国際学会報告については、8月2日~7日に京都国際会議場で開催されたThe XVII World Economic History Congressにおいて、‘Economic Aid, developmentalism and the transformation of the international order of Asia,1960s-70s’と題して、秋田茂、渡辺昭一、宮城大蔵、山口育人、前川一郎、Wei-chen Lee(台湾)の6名が報告を行った。他方、国内学会については、10月30~11月1日に仙台国際会議場で開催された日本国際政治学会2015年度大会の分科会において、「第二次世界大戦以降の英連邦・日本の国際援助・協力政策」と題して、佐藤滋、木畑洋一、都丸潤子が,また、部会報告では、「冷戦変容期の開発援助とアジアの自立化―戦後アジア国際秩序の再編との関連で」と題して、菅英輝、山口育人、前川一郎、宮城大蔵が報告した。 さらに、12月5日の東北学院大学ヨーロッパ文化総合研究所の一般公開講演会にて、「戦後アジアにおける国際経済秩序はいかにして形成されたか?」と題して、渡辺昭一、横井勝彦、秋田茂、菅英輝、木畑洋一の5名が発表した。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(16 results)