2012 Fiscal Year Annual Research Report
なぜモンゴル人は口唇口蓋裂患者が少ないのか-乳製品の予防効果判断-
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24256006
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Section | 海外学術 |
Research Institution | Aichi Gakuin University |
Principal Investigator |
夏目 長門 愛知学院大学, 歯学部, 教授 (90183532)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | モンゴル / 口唇裂 / 口蓋裂 / 乳製品 / 予防 / 先天異常の予防 / チーズの効果 / 疫学研究 |
Research Abstract |
1.平成24年4月12日ソドブジャムツ・フレルバータルモンゴル全権特命大使と東京にて面談し、本研究の報告と研究の打ち合わせを 行い同意を得た。 2.研究調査に必要な物品の輸送を開始した。 3.平成24年8月18日~23日まで夏目長門(愛知学院大学歯学部)、服部正巳(愛知学院大学歯学部)、池田やよい(愛知学院大学歯 学部)がモンゴルウランバートルならびホブドにて、千田彰(愛知学院大学歯学部)、中村好徳(愛知学院大学歯学部)がウラン バートルにて現地調査を行った。平成25年2月27日~3月3日まで夏目長門がモンゴルにて研究を行った。 4.我々が作成した日本語の調査用紙からモンゴル語に翻訳した調査用紙を中心として調査を行うとともに、国立母子保健総合センタ ー(母子病院)において口唇口蓋裂を含むすべての先天異常を対象に出生率調査を行った。また健常児(961名)に対し出産時の 年齢や生活習慣等の調査を行った。 5.得られたデータをコンピュータにて保管、管理した。 6.研究成果の一部を7th Biennial World Congress of ICPFにて成果発表成果発表およびPOTENTIAL EFFECTS OF MILK INTAKE ON PREVENTION OF CLEFT PALATEの論文発表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
予定していた研究成果を第7回国際口唇口蓋裂協会学術大会にて発表を行うことができた。
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Strategy for Future Research Activity |
平成25年度も研究を予定のように行うとともにその成果を発表する予定である。また、研究を推進するためモンゴルより研究協力者の来日を求め研究を行う予定である。
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Research Products
(2 results)