2015 Fiscal Year Annual Research Report
アジア文化圏の古文書アーカイビングのための基盤構築
Project/Area Number |
24300095
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Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
Principal Investigator |
中川 正樹 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10126295)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
朱 碧蘭 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (50466918)
斎藤 隆文 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60293007)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 古文書 / アーカイブ / 画面処理 / 言語処理 / 文字認識 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,古文書に見られる黒ずみやくすみなどを除去するノイズ除去,そして,文書からの行切り出し・文字切り出しの手法を研究し,そのプロトタイプを作成した.そして,ベトナムのチュノム文書を解読するために,4万字種にも及ぶチュノム文字認識システムのプロトタイプを作成した.また,奈良平城京などから出土する木簡を対象に,アノテーションツールを開発した.このアノテーションツールは,奈良文化財研究所で試用に供している. 本年度は,特にベトナムのチュノム文書解読の方式とシステムを国際学術誌に論文発表した.また,アノテーションに文字と図を記入することが多いので,それらを分離する方式もインパクトファクタの高い国際学術誌に採録された.更なる改良を継続している.予算は今年度で終わりであるが,研究は継続している.ベトナムのチュノム文書に対しても,アノテーションの記入と認識を可能にするオンラインベトナム語手書き認識システムを作成した.アノテーションに文字と図を記入することが多いので,上記の文字と図を分離する方式は,言語によらないので,チュノム文書のアノテーションで文字と図をぶん分離するためにも利用可能である.国際共同研究との連携も始まり,ホーチミン市科学大学のPham The Bao教授との共同研究が本格化した.
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(11 results)
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[Presentation] A System to Annotate and Cluster Pieces of Mokkan2015
Author(s)
Kha Cong NGUYEN, Truyen Van PHAN, Masaki NAKAGAWA
Organizer
in Proceeding of the 2015 Fourth ICT International Student Project Conference
Place of Presentation
Tokyo University of Agriculture and Technology, Tokyo, Japan 東京都小金井市
Year and Date
2015-05-23 – 2015-05-24
Int'l Joint Research
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[Presentation] A Vietnamese Online Handwriting Database2015
Author(s)
Hung Tuan NGUYEN, Cuong Tuan NGUYEN, Pham The BAO, Masaki NAKAGAWA
Organizer
in Proceeding of the 2015 Fourth ICT International Student Project Conference
Place of Presentation
Tokyo University of Agriculture and Technology, Tokyo, Japan 東京都小金井市
Year and Date
2015-05-23 – 2015-05-24
Int'l Joint Research
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