2014 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
24330016
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
橋本 恭宏 日本大学, 法務研究科, 教授 (30208467)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
柳本 祐加子 中京大学, 法務研究科, 教授 (10247489)
安達 和志 神奈川大学, その他の研究科, 教授 (10409906)
森 浩寿 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 教授 (20433865)
堀井 雅道 国士舘大学, 文学部, 講師 (30507869)
船木 正文 大東文化大学, 文学部, 准教授 (60190120)
喜多 明人 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (70147932)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 学校安全 / 安全教育・学習 / 学校防災 / 学校設置基準 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は主に学校安全を積極的に進める学校へのフィールドワーク調査を実施した。 学校安全の取組を積極的に進める学校へのフィールドワーク調査を実施した。 まず、三重県明和町立大淀小学校は今後、東海・東南海地震による津波の被害が想定されている。同校では周囲に高台がないことから、三階建て校舎の屋上部分を二次避難場所として整備するとともに、校舎三階部分に防災備蓄倉庫を町内会やPTA等の経済的支援をもとに整備する等の「防災」の取組を展開している。ただ、校舎三階を上回る津波が来襲した際には危機的状況にある。そこで、学校設置基準に照らせば、校舎の高層化もしくは移転が望まれる。しかし、それは行政の財政状況により困難であることから、上記のような取組を展開しており、国はより積極的な財政支援を進めていく必要があり、学校設置基準に合致した環境に学校を立地させていくことが課題であることが明らかになった。 次に、京都府亀岡市立曽我部小学校は、WHOによるISS(International Safety School)の認証に向けて「安全教育」を積極的に実施している。具体的には、教育課程に「安全教育」を明確に位置づけており、その特徴は子どもたち自身による主体的な「安全学習」である。たとえば、児童会(委員会)活動では、子どもたちが学校内のどの場所で怪我が発生しやすいかを話しあったり、また、校舎のピロティに校舎内の図面を用意し、子ども自身が怪我をした場所をシールで貼ることを通して注意を促したりすること等の活動を展開し、このような取組を通じて、学校内における怪我の防止につながったという成果が明らかになった。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)