2015 Fiscal Year Annual Research Report
若者支援政策の評価枠組み構築に向けた日欧比較研究~「社会的教育学」援用の可能性
Project/Area Number |
24330222
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Research Institution | Hosei University |
Principal Investigator |
平塚 眞樹 法政大学, 社会学部, 教授 (10224289)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮崎 隆志 北海道大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (10190761)
横井 敏郎 北海道大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (40250401)
中西 新太郎 横浜市立大学, 都市社会文化研究科, 客員教授 (50155769)
岡 幸江 九州大学, 人間・環境学研究科(研究院), 准教授 (50294856)
大串 隆吉 首都大学東京, 都市教養学部, 名誉教授 (70086932)
南出 吉祥 岐阜大学, 地域科学部, 准教授 (70593292)
乾 彰夫 首都大学東京, 人文科学研究科(研究院), 客員教授 (90168419)
木戸口 正宏 北海道教育大学, 教育学部, 講師 (90405093)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 若者支援 / social pedagogy / 日欧比較 / youth work |
Outline of Annual Research Achievements |
第一に取り組んだのは、イギリスにおけるユースワーカー団体が開発中のStory Telling Workshopについて、その開発を主宰してきたBernard Davies氏から協力を得て、イギリス現地で本研究グループ対象に実際に同ワークショップを開催いただき、体験を通じてその方法を学び、実践的にその理解と検討を深めたことである。帰国後すぐに開催された全体研究会では、海外出張者がそれ以外のメンバーを対象に同ワークショップを模擬開催し、研究会全体での共有につとめた。(2015年9月) 第二に、当初予定になかったが、これまで海外出張時に2回訪問してきたsocial pedagogy研究者のNiels Jensen(デンマーク・オーフス大学准教授)の来日にあわせて研究セミナーを実施した。(2015年12月) 第三に、若者援助・ユースワークの仕事の公共性を明らかにし、専門職としてのワーカーのコミュニティを育成することを目的とし、また今度の共同研究の展開に向けた準備も兼ねて、4年間の本科研費共同研究のまとめ作成に取り組んだ。本研究を通して、若者援助の仕事の公共性を明らかにするための観点として、記録化、活動評価(省察)、同業者コミュニティ、Ethics、the Socialな環境・制度を仮説的に抽出してきており、研究まとめにおいては、これらの観点を意識しつつ編集した。 まとめ作成に向けて、2015年3月、同年9月、同年12月、2016年3月と計4回の場を設け、実践者と研究者の協同で検討を重ねた。最終的に全体を実践編と研究編に分け、実践編では4年間の共同研究に参加された4団体(公益財団法人さっぽろ青少年女性活動協会、NPO法人文化学習協同ネットワーク、NPO法人NIRE/エルムアカデミー、京都市ユースサービス協会)から計6本の実践省察原稿をまとめ、研究編では8本の研究論文をとりまとめた。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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