2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
24401045
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Section | 海外学術 |
Research Institution | Kanagawa University |
Principal Investigator |
川田 順造 神奈川大学, 日本常民文化研究所, 客員研究員 (50107835)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 裕之 国士舘大学, 法学部, 教授 (20276447)
鶴田 格 近畿大学, 農学部, 准教授 (60340767)
川瀬 慈 国立民族学博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 助教 (30633854)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 音文化 / アフリカ / 無形文化遺産 / 文化変容 / ユネスコ / 政治活動 / グローバル化 / 経済変化 |
Research Abstract |
昨年度までの研究の蓄積を踏まえ、今年度は当該音文化の変容の側面に研究の重点を置いた。音文化を支えている社会の、政治・宗教・生活面での変化(選挙における政党支援への要請、キリスト協会からの依頼、経済生活全般の変容などに由来する変化)に注目して、現代のアフリカ社会で生き、変化しているものとしての、音文化の様相を明らかにすることに努めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
現地調査による研究はほぼ終了しており、現在共同研究者相互の交流の中で、内容を練り、問題を明確にしている。2013年度の研究成果をふまえ、2014年5月15日から18日まで幕張メッセで開催された第47回国際人類学民族学会議においても"Sound cultures of Africa"と題する4時間のパネル発表を行い、研究代表者、研究分担者、連携研究者5人が英語で研究成果を報告し、外国からの参加者も含めて討論し、さらに研究を深めることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
3年目、研究期間最終年度である本年度は6月に東京外語大AA研で行われる科研の大集会「海外科研フェスタ」、9月およびび12月に研究打合せ会合を開き、最終報告書に向けた準備を進める。 研究期間終了までに最終報告書を作成・発行し、調査対象国や世界の関連研究者および研究機関に配布することで、調査成果の還元をはかる。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
海外出張について、当初の予定から変更したことが大きな理由である。 報告書作成の費用に充てる。
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Research Products
(16 results)