2014 Fiscal Year Annual Research Report
地域ケアにおけるジェンダーの次元とアーティキュレーション・ワークに関する国際比較
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24402032
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Research Institution | Toyo University |
Principal Investigator |
原山 哲 東洋大学, 社会学部, 教授 (90156521)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
朝倉 京子 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00360016)
青木 辰司 東洋大学, 社会学部, 教授 (50141073)
西野 理子 東洋大学, 社会学部, 教授 (50257185)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 社会学 / ジェンダー / ケア / 国際比較 / 地域 |
Outline of Annual Research Achievements |
フランス労働経済社会学研究所(LEST)の研究協力者、P.モッセとともに、平成24年度から25年度に、フランスと日本の訪問看護師への調査を実施し、調査結果の分析をすすめたが、平成26年度は、これまでの結果の分析に対する考察をおこなった。そのために、7月横浜で開催された国際社会学会(ISA)で、部会(Health Professions and Organizations, Issues of International Comparisons)をオーガナイズし、P.モッセとともに、フランスのケアの倫理の研究を専門とするパリ第8大学教授のF.ブルジェールを招へいして、議論を深めた。 この議論の一部を、原山哲(研究代表者)は、P.モッセとフランス語論文を執筆した(フランス厚生省の学術誌RFAS(2014.4)に掲載)。 さらに、西野理子(研究分担者)は、10月、フランスでの家族のインタヴュー調査を実施し、ケアの問題と家族との関係について日本との比較から考察した。 これまでの研究の成果を集約するため、F.ブルジェールとともに、脆弱性の包摂の社会の構想について研究しているG.ルブラン(ボルドー大学教授)を、3月に招へいし、地域ケアについてのセミナー、講演会を開催した。研究成果について、研究協力者P.モッセが、2015年6月の日本学術振興会によるストラスブールでの日仏合同フォーラムで報告する予定であり、F.ブルジェールを中心にフランスの学術誌Espritでのケア特集号、およを日本語での著書を準備している。 平成26年度における海外出張、および海外研究協力者の招へいは下記のとおりである。7月-8月 P.モッセ(9日滞在)、F.ブルジェール(31日滞在)。10月 パリ調査 パリー東京(8日滞在)。3月 F.ブルジェール、G.ルブラン日本招へい(7日滞在)。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)