2014 Fiscal Year Annual Research Report
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24500200
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
宮島 千代美 名古屋大学, 情報科学研究科, 助教 (90335092)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
北岡 教英 徳島大学, ソシオテクノサイエンス研究部, 教授 (10333501)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 運転行動 / 運転データ / 車載ネットワーク / 危険性評価 |
Outline of Annual Research Achievements |
車載ネットワークの解析を行い,データを収集可能な車種を増やすとともに,開発した運転信号記録装置を用いて運転データの収集を引き続き行った.まず,車載ネットワークとスマートフォン内蔵のセンサから得られる信号のみを用いて,これまで用いていた車載センサやドライブレコーダと同様にドライバの危険性を評価することが可能であるかについて検討した.その結果,車載ネットワーク・スマートフォン内蔵センサの信号のみでも,これまで用いていたセンサで記録した信号と同様に危険性評価が可能であることを確認した.更に,同一のドライバが異なる車種で同一コースを走行して記録した運転データを用いて,ドライバの運転行動の危険性を評価し,同一ドライバに対する運転行動の危険性評価結果が,車種によってどのように変化するか,あるいは,車種によらず共通の傾向がみられるかについて調査した.その結果,危険性評価結果は車両のダイナミクスの特性に依存はするものの,ドライバ間の相対的な危険性評価結果には一貫性が見られることが分かった.また,これまでドライバの運転行動の危険性評価は,アクセルペダル操作・ブレーキペダル操作・ハンドル操作等,それぞれの操作について個別に行っていたが,これらの評価を統合することで,総合的にドライバの危険性を予測する手法についても検討した.主成分回帰を用いてこれらの指標を統合することで,単なる重回帰による統合に比較し,予測精度が向上することを確認した.
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[Presentation] Analyzing driver gaze behavior and consistency of decision making during automated driving2015
Author(s)
Chiyomi Miyajima, Suguru Yamazaki, Takashi Bando, Kentarou Hitomi, Hitoshi Terai, Hiroyuki Okuda, Takatsugu Hirayama, Masumi Egawa, Tatsuya Suzuki, and Kazuya Takeda
Organizer
2015 IEEE Intelligent Vehicles Symposium
Place of Presentation
Seoul, Korea
Year and Date
2015-06-28 – 2015-07-01
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