2014 Fiscal Year Annual Research Report
情報端末に依存しない低水準入出力の実行可能なプログラミング学習環境の開発
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24501069
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Research Institution | Sugiyama Jogakuen University |
Principal Investigator |
鳥居 隆司 椙山女学園大学, 文化情報学部, 教授 (90207663)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中野 健秀 愛知学院大学, 商学部, 准教授 (20441115)
杵淵 信 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (30261366)
田村 謙次 中央学院大学, 商学部, 准教授 (30367635)
川崎 直哉 上越教育大学, 学校教育研究科(研究院), 教授 (40145107)
安藤 明伸 宮城教育大学, 教育学部, 准教授 (60344743)
大岩 幸太郎 大分大学, 教育福祉科学部, その他 (90223726)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | プログラミング言語 / プログラム / 対話 / 低水準入出力 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成24年度、25年度にクラウド上に構築し、インターネットに公開しているWebブラウザベースのコンパイラ型プログラミング学習環境の動作検証作業などを行いつつ、低水準入出力関数(open, close, read, write)の実行可能な機能を実装した。これにより、1バイトずつ出力してから、その内容を読み込むことやバイト単位でファイルをコピーするなどの演習も可能となり、また、言語仕様の制約が可能な限り排除されたと考えている。また、eラーニングでの利用や教育機関などでの利用の実態を考慮し、本システムでは、利用者の記述したプログラムコードの改変は一切行わずにプリプロセッサ、コンパイラを通す仕組みであり、実行中のプログラムとの対話を可能にする機能も備えている。具体的には、実行されたプログラムが入力待ち状態であることを把握し、プログラム実行時に出力を使用者に渡し応答を促すとともにプログラムの実行を一時停止させる。そして、使用者の応答の結果、停止状態のプログラムに与えて実行を再開させるなどである。これらの機能を評価するためにインターネットに公開されているコンテンツを活用して、教育機関の授業時での使用を行った結果、授業時の演習や授業時間外の学習についても特に問題なく活用することができ、ローカルなコンピュータにインストールされたC言語の開発環境を用いての授業と同様に使用することができた。
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Research Products
(4 results)