2014 Fiscal Year Annual Research Report
メタ認知とパフォーマンス評価を組み入れた高次批判的思考力育成モジュール教材の開発
Project/Area Number |
24501179
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
後藤 康志 新潟大学, 教育・学生支援機構, 准教授 (40410261)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
生田 孝至 岐阜女子大学大学院, 文化創造学研究科, 教授 (20018823)
黒上 晴夫 関西大学, 総合情報学部, 教授 (20215081)
澤邉 潤 新潟大学, 教育・学生支援機構, 准教授 (30613583)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | メディア・リテラシー / 批判的思考 / パフォーマンス評価 / メディア認知 / メタ認知 / 学士課程教育 / ルーブリック |
Outline of Annual Research Achievements |
高次批判的思考力育成モジュール教材として,①学習者に自己とメディアの関係に関するメタ認知を支援するためのメタ認知的活動及びメタ認知的知識を提供するモジュール教材,②開発済みの批判的思考育成を高次批判的思考育成場面に拡張したモジュール教材,③VALUEルーブリックを参考とした「共通型ルーブリック」とその専門分野分化型のローカライズによるルーブリックを開発した。 ①については,メタ認知的活動及びメタ認知的知識を提供するためにメディアへのアクセシビリティと自らのメディア行動に関して可視化したのち,メタ認知的知識(自己に関する知識,人間一般に関する知識,課題との対応に関する知識)の視点からメタ認知的活動が行えるものとした。 ②については,主として教育学領域において陥りやすいバイアスや過誤に対応したモジュールに焦点化して開発を行った。 ③については,まず,VALUEルーブリックのうち批判的思考や情報リテラシーのみならず,統合的学習や生涯学習の基礎とスキルと言った批判的思考と関連するルーブリックも参考にし,共通ルーブリックを作成した。それに加えて,医歯学分野,教育学分野,工学分野,農学分野,作業療法分野に対応したローカライズ版のルーブリックを開発した。 さらに,こうしたルーブリックを活かした学士課程における高次批判的思考の質保証,初年次からの意図的・計画的な学修に関しても検討した。
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[Presentation] 情報活用能力の評価2015
Author(s)
後藤康志,稲垣忠,豊田充崇
Organizer
日本教育工学会
Place of Presentation
内田洋行九州支店(福岡市)
Year and Date
2015-03-01 – 2015-03-01
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