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2014 Fiscal Year Annual Research Report

東アジア言語の対人評価行動に関する研究

Research Project

Project/Area Number 24520480
Research InstitutionMeisei University

Principal Investigator

金 庚芬  明星大学, 人文学部, 准教授 (50513892)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 関崎 博紀  筑波大学, 人文社会科学研究科(系), 助教 (30512850)
趙 海城  明星大学, 人文学部, 准教授 (90595084)
Project Period (FY) 2012-04-01 – 2015-03-31
Keywords対人評価行動 / 東アジア言語 / ほめ / けなし
Outline of Annual Research Achievements

まず、データ整備において、日韓中の3カ国で収集した、計60名のインタビュー調査の音声データの文字起こし作業、韓国語・中国語データの日本語への翻訳作業を完了した。また、2014年夏、蒙古でのインタビュー調査を行い、予定通りデータ整備も完了した。
インタビュー調査では、アンケート調査で表れた3言語話者の類似点と相違点について、各言語話者の意図や考えを中心にたずね、そのデータは、量的分析での結果を補い、解釈する題材として用いることができた。
分析においては、日韓中の3言語に見られる対人評価行動の意識を分析し、その原因を探り、3言語話者の類似点と相違点をまとめる作業を進めた。主に、評価行動の因子分析、また、表現方法を中心に、それぞれの成果を論文にまとめ、現在査読審査中である。なお、データ整備が完了した蒙古語のデータ分析は、今後の研究課題として進める。
本研究では、同じ事柄の場面であっても,国や親疎関係により評価行動には異同が見られ,また、言語や文化によって,異なる捉え方をされることを実証できた。その研究成果は、今後実施予定の新たな課題「対人評価場面における談話行動の日韓中対照研究」の貴重な研究資料として位置づけられる。

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Published: 2016-06-01  

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