2013 Fiscal Year Research-status Report
英語版看護ケアプランの語法分析および海外看護実習を志す学生向けの教材開発研究
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24520630
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Research Institution | University of Miyazaki |
Principal Investigator |
南部 みゆき 宮崎大学, 医学部, 講師 (90550418)
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Keywords | 看護英語 / 看護ケアプラン / 語彙分析 / コーパス |
Research Abstract |
2012年度にタイ王国のプリンス・オブ・ソンクラ大学に看護実習に行った学生5人の様子を、ビデオカメラおよびボイスレコーダを用いて録画・録音を行い、収集されたデータをもとに、学生と看護教員の間で交わされた会話の文字起こし(トランスクライビング)を行ったものを利用して授業での活用を行い、教材化の構想を練っている。同時に、看護ケアプランについて書かれた英語版の書籍を購入し、研究対象となる個所の抜粋をスキャナーで抽出しプレインテキストで保存を行い、現在もその作業は続行中である。最終的な看護ケアプランの語彙分析のため、パソコンで分析可能となるよう『ケアプラン語彙コーパス(仮称)』を作成途中にあるが、現在のコーパス規模は約2万語である。また、今年度は、海外に看護実習に行く学生の数および言語能力が極めて限定的であったため、言語データの収集を断念を余儀なくされた。 次年度は引き続き、看護ケアプランに関する書籍から、該当箇所の言語データの抽出と蓄積、コーパス作成に取りくむ。最終的に、学生のデータと、実際のケアプランの語彙分析を比較し、学生の弱点を克服することを視野に入れた教材の開発に繋げていく。 タイ王国への出張費用、会話コーパスのための言語抽出作業のための謝金、学会参加(国内外)のための旅費が、おもな使途となる予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
今年度は、看護学生の実習の帯同が実現しなかったが、次年度に実習に行く学生の数が、研究初年度に比べて多いこと、また、実習期間の後半に帯同することで言語データの収集率も上がると思われるため、ミニコーパスの分析という観点からは問題ないと思われる。 また、看護ケアプランに関する書籍から言語データの蓄積も今後進めていく。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、海外に看護実習に行く学生の言語データの収集および、看護ケアプランに関する書籍から、該当箇所の言語データの抽出と蓄積、コーパス作成に取りくむ。最終的に、学生のデータと、実際のケアプランの語彙分析を比較し、学生の弱点を克服することを視野に入れた教材の開発に繋げてく。
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