2013 Fiscal Year Research-status Report
自律学習者(学習者オートノミー)を育成する英語教育プログラムの研究と実践
Project/Area Number |
24520648
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Research Institution | International Christian University |
Principal Investigator |
宮原 万寿子 国際基督教大学, 教養学部, 講師 (00453556)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
深尾 暁子 国際基督教大学, 教養学部, 講師 (30286679)
渡邊 泉 (金 泉) 国際基督教大学, 教養学部, 講師 (40365523)
渡辺 敦子 国際基督教大学, 教養学部, 講師 (70296797)
津田 敦子 国際基督教大学, 教養学部, 講師 (70308039)
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Keywords | オートノミー / 自律学習 / 教材開発 / 協同学習 / ポートフォリオ / 質的研究 / M-GTAアプローチ |
Research Abstract |
A. 二年目に入った。2013年も2012年同様、データ収集、及び、分析が主な課題であった。代表者、分担者ともに面談を行った。2013年は新たに新一年生の参加を募ったので、結果として、面談を行う回数が昨年の約2倍となった。それにより時間の調整が厳しかった。2013年度の研究参加者は12名ほどにとどまった。ただ、2年生の被験者の数がスタート時の半分近くになった。これは想定範囲だったので、研究全体には特に影響はない。総合的には参加者が増えたので、これに伴い、新しくデータの文字お越しをしてくれる院生を雇った。 B. 2013年は昨年の一年生のデータをもとにpreliminary analysisを行った。質的研究なので、昨年同様、勉強会を定期的に開き、代表者が中心となり、文献を選び、全員で取り組んだ。又、勉強会の一環として、大阪大学大学院の青木直子先生を講師として招き、質的研究の講義、及び、今後の研究の進むべき方向性についてのアドバイスをいただいた。M-GTA アプローチをとることになった。 C.国内学会において、上で分析した結果(preliminary findings )を発表した(詳細は後述)。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
データ収集、分析作業等、概ね、予定通りに進んでいる。ただ、分析に関する作業が多少、遅れている。その理由として、青木直子先生(教授、大阪大学大学院)の講習会に参加した結果、本課題の分析方法を一部変更することになったという点が挙げられる。
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Strategy for Future Research Activity |
分析を終わらせることが一番の目的である。 M-GTAアプローチを基盤に各自、自分の担当の参加者の分析を引き続き行うこととする。お互いの分析状況を報告する機会を頻繁に設ける。2014年8月において、AILA国際大会で発表し、又、2014年3月頃にはこの研究をまとめた小冊子を出版し、広く内外に示す予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
海外視察、国外学会参加等、旅費に使用予定だった金額が研究分担者の都合により、取り止めになったこと。 通年の文字起こしのための人件費、2014年8月に行わるAILA(Brisbane, Australia)においての研究発表、又、研究をまとめた小冊の印刷に予算の多くが使用される予定。
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Research Products
(4 results)