2012 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
24520697
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Miyagi University of Education |
Principal Investigator |
板垣 信哉 宮城教育大学, 教育学研究科高度教職実践専攻, 教授 (80193407)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 渉 宮城教育大学, 教育学部, 准教授 (60549640)
宮曽根 美香 東北工業大学, 公私立大学の部局等, 教授 (90254812)
リース エイドリアン 宮城教育大学, 教育学部, 講師 (90590068)
根本 アリソン 宮城教育大学, 教育学部, その他 (40634366)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 第二言語習得 / 小学校英語教育 / 外国語活動 / インプット / アウトプット |
Research Abstract |
平成24年度の研究実績については以下3点にまとめられる。1.最新の知識の再確認のため輪読会を毎月第二土曜に開催(年間)、様々な小学校等の授業観察を通して、インプット型・アウトプット型活動の理論や実践に関する情報収集を行った。2.7月の小学校英語教育学会おいて、「第二言語習得研究からみた小学校英語教育の指導法」という題目で、口頭発表を行い、全国の研究者と意見交換を行った。また、平成25年3月に北米応用言語学会に参加し、専門家と意見交換を行った。3.新谷奈津子氏(シンガポール南洋工科大学)を招聘し、日本人児童におけるインプット型活動とアウトプット型活動に関するタスク、教材、テストなどについて知見を深めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の予定通り、輪読会や海外研究者を招聘するなどして、最新知識の確認を行うことができた。さらに、その成果を第12回小学校英語教育学会で口頭発表することができた。第二言語習得研究に基づいて、実験教材、タスク、テストを開発し、その妥当性や信頼性を確認する予定であったが、平成24年度に外国語活動教材(『Hi, Friends!』)が刷新されたため、今年度は宮城県や仙台市内の小学校における実践を観察を通して、情報収集に努めることとした。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度前半は、平成24年度の研究に基づいて、教材、タスク、テスト等を開発し、その妥当性や信頼性を確認する。後半は、予備実験を協力校(宮城教育大学付属小学校等)において実施する。また、国内外において、研究成果を発表し、国内外の専門家からフィードバックを得る。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
設備備品として、ノートパソコンと統計解析ソフトを購入する予定である。旅費としては、国内学会(2013年7月札幌)と国外発表(2014年3月米ポートランド)を予定している。人件費として、教材等作成として研究支援者を雇用する予定である。
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