2014 Fiscal Year Annual Research Report
インドの小地域住民全数データを参照基準とした途上国地方統計制度の研究
Project/Area Number |
24530228
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Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
岡部 純一 横浜国立大学, 国際社会科学研究院, 教授 (70204013)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金子 治平 神戸大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (40204557)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 統計制度 |
Outline of Annual Research Achievements |
<最終年度に実施した研究の成果> インド国民向け英文著書: A New Statistical Domain in India: An Enquiry into Gram Panchayat-level Databases (Tulika出版社から近刊)について、2014年8月にインドの学術団体「農村研究財団(Foundation of Agrarian Studies-以下、FAS)」のV. K. Ramachandran氏等と岡部純一で打ち合わせをした。2015年1月にFASのAparajita Bakshi, Niladri S. Dharと岡部で原稿の最終点検を行った。金子治平が2014年6月に、西ベンガル州のPanahar村、2015年3月にパンジャブ州のTehang村を追加調査して村落の農業統計について研究した。 <研究期間全体を通じて実施した研究の成果> 平成2009-2011年度基盤研究(C)「インドの小地域住民全数データを参照基準にした途上国センサス・行政データの研究」(研究代表者:岡部純一)の研究成果、―すなわち、FASと協力してインド諸村落の世帯全数データベースを比較基準に当該村落の政府基礎データ(センサスデータや行政記録) の精度をミクロレベルで検証した成果―を発展させる為に、インド地方自治体の統計需要(住民自治・ 自治体財政・ 地域計画のための基礎統計の整備要求)について体系的に研究した。その体系的研究を基礎に、FASとの共同研究として、インド国民向け英文著書: A New Statistical Domain in India: An Enquiry into Gram Panchayat-level Databases (Tulika出版社から近刊)の原稿について、インドの広範な分野の統計家と議論し、国際学会で発表し、最終的に脱稿まで漕ぎ着けた。
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Research Products
(6 results)