2014 Fiscal Year Annual Research Report
日本・台湾ビジネスアライアンスと中国・台湾の深まる経済統合との共進化プロセス
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24530485
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| Research Institution | Nihon University |
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Principal Investigator |
張 喬森 日本大学, 商学部, 准教授 (10318181)
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2012-04-01 – 2015-03-31
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| Keywords | 企業連携 / 経済統合 / 台湾 / 日本 / 中国 / 不確実性 / 提携 / 国際政治経済 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、中台経済統合の深化と日本・台湾企業連携の戦略行動との共進化プロセスと変化を分析することに努めた。
研究実施計画最終年度には、データ収集・分析の追加的な作業を行い、日本一中国一台湾のコンテキストにおいて試し、理論・モデルの妥当性と有効性の最終的なチックを行った。具体的には、下記の結果を明確にした。経営政治不確実性での企業成長戦略行動のモデルに基づき、投資受入国の中国における日本・台湾企業連携の戦略行動への連動を明らかにし、連携企業の最適な行動経路を理論的な解明に貢献した。また、中台経済関係の時系列的な変化を実証分析し、台湾経済の成長と分配への影響の解明にも貢献した。
本研究において、学術面では、日本・台湾企業連携と台湾・中国の経済統合との共進化メカニズムとプロセスへの解析から、企業連携と経済統合への理解を深めることおよび理論の一般化への可能性に迫るうえでは重要である。応用面では、投資受入国における政治経済の不確実性の変化への考察から、日台企業の戦略連携および政府の政策策定の方向性への示唆も与える。
研究結果の一部は、国際会議の場（East West Center/East West Center Association (EWC/EWCA) 2014 International Conference、International Federation of Scholarly Associations of Management (IFSAM) 2014 World Congress) にて発表を行った。学術誌にも寄稿し、審査されている最中である。今後、さらに研究の成果を生かし、国際的な場にて発表することを目指している。
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