2014 Fiscal Year Annual Research Report
実証研究によるコーポレート・レピュテーションの測定とマネジメント
Project/Area Number |
24530574
|
Research Institution | Senshu University |
Principal Investigator |
櫻井 通晴 専修大学, その他部局等, 名誉教授 (30083596)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 和憲 専修大学, 商学部, 教授 (40176326)
|
Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
Keywords | コーポレート・レピュテーション / インタンジブルズ / コーポレート・ガバナンス / ソーシャルメディア / 知的資産 / 企業価値 / 財務業績 / 共分散構造分析 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究期間の3年間で,多少のずれはあるにしても,当初計画していた研究計画は,ほぼ計画した通りの方法で,遂行できたと思う。当初計画していたのは,①レピュテーションの理論研究の推進,②実証研究に関連した若手研究者との共同研究の推進,③海外への情報発信である。 第1に,レピュテーションの理論研究であるが,質的な内容を云々すれば難点があるかもしれないが,予定通りの研究を行うことができたと考えている。純粋にレピュテーションに関連する論文は10本であるが,専門領域である管理会計に限定して言えば,関連論文を含めると,全部で17本(レピュテーション関連の翻訳と著書を除く)になる。 第2に,実証研究の若手研究者との共同研究では,予定通り,伊藤和憲教授,関谷浩行専任講師(申請時には大学院博士課程学生)との3名で予定通り実証研究を行い,一定の成果をだすことができた。連携研究者の岩田宏尚教授,岩淵昭子教授,小酒井正和准教授とは,授業期間中は必ず月曜日に実施ていた「管理会計研究会」で,お互いのディスカッションのなかでレピュテーションに関する知見を深めることができた。 第3に,海外への情報発信に関しては,2012年には,ミラノでのReputaion Instituteでは,櫻井単独で発表した。2013年には,実証研究の研究成果を,共同研究者の伊藤和憲教授とともに発表した。2014年には,伊藤和憲教授のほか,若手研究者として北海学園講師となった関谷浩行専任講師とともに新たに実施した実証研究の研究成果を,アトランタで行われたアメリカ会計学会で発表した。
|