2013 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
24530648
|
Research Institution | Tokiwa University |
Principal Investigator |
松村 直道 常磐大学, コミュニティ振興学部, 教授 (00073031)
|
Keywords | 孤独死 / ひとり暮らし高齢者 / 民生委員 |
Research Abstract |
①平成24年度に実施した、神戸市および福島県浪江町の仮設住宅での聴き取り調査を踏まえて、6月25日に開催された日本地域福祉学会第27回大会の自由報告部会で、研究報告を行った。学会員からは、研究調査の方法についての関心が高く、いくつかの質問を受けた。 ②今回の科学研究費での中心課題である「孤独死」について、7月以降に松戸市常盤台団地自治会を訪問し、自治会長と協議の結果、調査実施の承認を得た。同団地のひとり暮らし高齢者を対象にしたアンケート調査は、同団地民生委員協議会の協力の下で11月に実施され、12月に学生アルバイにお願いして集計作業を実施し、3月に単純集計結果を取りまとめた。当初の計画では、3月に現地報告会を予定していたが、双方の都合から報告会は26年度に延期されることになった。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
3月に開催予定の現地報告会が翌年に延期された以外は、計画通りに作業が行われた
|
Strategy for Future Research Activity |
最終年度である平成26年は、過去2年間の研究蓄積を踏まえて、孤独死予防の効果が大きいといわれる、ふれあいサロン・お助けクラブ・地域ケアシステム等のネットワーク型コミュニティについて、全国各地から活動成果を上げている団体・組織を抽出し、訪問聴き取り調査を実施する
|
Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
千葉県松戸市常盤平団地の高齢者を対象にして実施されたアンケート調査結果の報告書作成が、次年度に延期されたため、その経費の一部が次年度使用になった。 平成26年5月~6月に調査報告書を作成する予定である。
|
Research Products
(1 results)