2013 Fiscal Year Research-status Report
コミュニティの伝統文化を核とする災害復興国際比較研究ージェンダーの視点からー
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24530734
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Research Institution | Japan College of Social Work |
Principal Investigator |
山口 増美 (新家 増美) 日本社会事業大学, 付置研究所, 研究員 (20222367)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 幸夫 日本社会事業大学, 付置研究所, 准教授 (40440698)
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Keywords | 災害復興 / ジェンダー / 伝統芸能 / 当事者 / 災害リスク管理 / 社会開発 / コミュニティソーシャルワーク |
Research Abstract |
本年度は、災害復興とコミュニティの伝統文化・芸能活動における女性と子どもの関わりについて、以下の視点から調査を行った。 1:復興に資する伝統文化への女性と子どもの関わり。2:災害時における女性と子どもの自立支援(生活・就業・教育支援)。3:復興計画への女性と子どもの参与。 岩手県大槌町で保健衛生、食事改善、学校での保護者活動と、伝統芸能活動との関係等を中心に参与観察およびヒアリングを実施した。フィリピンにおいて、女性の自立・就業支援について調査すると共にコミュニティベースの災害リスク管理に関する国際ワークショップを企画し、発表・討論を行った。またスリランカにおいて、2004年のツナミ発生後の女性・子ども支援について、ジェンダーの視点から、子どもにやさしい空間、若もの・子どもの教育・就学支援、女性のための生活・就業支援についてのケーススタディーを行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
比較的順調に進んでいる。国内の調査は計画通り進捗。海外のフィールドワークを中国アバ州にかえて、フィリピンおよびスリランカのツナミ被災地で行った。フィリピンにおいて、女性の自立・就業支援について調査、またスリランカにおいて、2004年のツナミ発生後の女性・子ども支援について、ジェンダーの視点から、子どもにやさしい空間、若もの・子どもの教育・就学支援、女性のための生活・就業支援についてのケーススタディーを行った。
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Strategy for Future Research Activity |
最終年度平成26年度は、国内および海外の環太平洋地域、欧州いずれかにおいて、以下の点を中心に事例調査を行い、国際比較してまとめる予定。 1:復興に資する伝統文化への女性と子どもの関わり。2:災害時における女性と子どもの自立支援(生活・就業・教育支援)。3:復興計画への女性と子どもの参与。
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Research Products
(3 results)