2014 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
24530961
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
藤岡 健太郎 九州大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (00423575)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
折田 悦郎 九州大学, 人文科学研究科(研究院), 教授 (10177305)
永島 広紀 佐賀大学, 文化教育学部, 准教授 (50315181)
陳 昊 九州大学, 人間・環境学研究科(研究院), 研究員 (50404108)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 帝国大学 / アジア / 植民地 / フィールドワーク |
Outline of Annual Research Achievements |
①九州帝国大学教官のアジア出張状況・調査研究の成果に関する調査・収集:平成25年度に一応完了した九州帝国大学教官のアジア出張状況の調査につき、その後確認できたデータを補充する作業を行った。加えて、他の帝国大学教官のアジア出張状況の調査も行った。また、平成25年度に引き続きアジア調査研究の成果に関する調査と収集を行った。これについては現在所在の確認できるものについてはほぼ収集を完了することができた。しかしながら、所在不明のものも少なからずあり、最終的にすべてを収集するには至らなかった。 ②九州帝国大学旧外地演習林の調査:現在調査可能な3か所の旧外地演習林のうち、未調査であった旧台湾演習林について、現地での現況調査を行った。 ③中国東北地方での関係史料調査:吉林省社会科学院満鉄資料館等での史料調査を行った。関係史料は多くはなかったが、既存の研究では使用されていないと思われる史料を発見することができた。 ④九州帝国大学アジア調査研究関係講座等の設置構想に関する研究:平成25年度に引き続き、九州大学所蔵の概算要求書等から関係史料を収集した。その結果、実現に至ったものは少ないものの、数多くの関係講座設置構想があったことを見出し、その検討を行った。 ⑤研究成果報告書の作成:研究代表者・研究分担者・研究協力者がそれぞれ担当していた研究の論文化を行った。その論文6本に加え、これまでに行った九州帝国大学外地演習林調査報告と、九州帝国大学教官アジア出張一覧を合わせて、研究成果報告書を作成した。この報告書については九州大学学術情報リポジトリで公開している。
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Research Products
(2 results)