2013 Fiscal Year Research-status Report
血圧、血糖へのビスファチン、RBP4、レプチン、アディポネクチンの縦断的影響評価
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24590784
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
能川 和浩 千葉大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00612194)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡邉 美幸 千葉大学, 医学(系)研究科(研究院), 技術職員 (70571355)
諏訪園 靖 千葉大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (90302546)
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Keywords | アディポカイン / 共分散解析 / 疫学 |
Research Abstract |
本研究は、各種アディポカイン(ビスファチン、RBP4、レプチン、アディポネクチン)が血圧、血糖値に及ぼす影響の強さを明らかにするとともに、長期的な変動に対する予測がどの程度出来るかを明らかにするとともに、さらに、縦断調査において、毎年の問診による生活習慣、勤務時間、職業性ストレスの影響を補正できる、混合線形モデルといわれる近年開発された手法を用いる事で、個人内の変動や測定誤差まで考慮したより妥当性の高い結果を得ることを目的としている。今年度は昨年度から継続して行っている平成19 年以降平成23 年までの健康診断結果(健康診断個人票・腹囲、血圧、血糖値を含む)の抽出と入力、整理作業を実施した。また、平成24 年度に実施した、健康診断結果(健康診断個人票・腹囲、血圧、血糖値を含む)、問診情報(生活習慣要因…年令・睡眠時間・飲酒習慣・喫煙習慣・運動習慣・食事の嗜好・生活環境、労働環境要因…勤務時間・職種・通勤時間・休日日数)、職業性ストレス調査票の結果を抽出して整理し、前述のデータベースに結合した。データに関しては個人が特定できないように匿名化を行った。今後、このベースラインデータを用いて、横断的に4種のアディポカインと血圧、血糖値の間の関連を解析していくための準備を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
データベースの結合に関して、書式の確認、統一に時間を要したが、まもなく解析に入る予定であり概ね、研究計画通りにすすめている。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度も研究計画に沿ってすすめて行く予定である。25年度までのデータベースを追加するとともに、健康診断結果、生活習慣要因、労働環境要因の毎年の変化とアディポカインの変動の関連について、混合線形モデルを用いて解析し、腹囲、肥満度、血圧、血液生化学データの1 年間の変動に対するアディポカイン類の関与について、縦断縦断調査による最も敏感、かつ有用である指標としてのアディポカインを明らかにし、アディポカイン類の血圧、血糖値の予測指標としての応用に関する、疫学的モデルを確立する予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
データの入力作業に関し、アルバイトの雇用が必要なくなり、人件費において未使用額が生じた。 統計解析に必要なソフトの更新などに使用予定である。
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