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2014 Fiscal Year Annual Research Report

網羅的迅速病原体遺伝子検出法の開発と公衆衛生への応用の評価

Research Project

Project/Area Number 24590843
Research InstitutionOsaka Prefectural Institute of Public Health

Principal Investigator

高橋 和郎  大阪府立公衆衛生研究所, その他部局等, その他 (10171472)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 左近 直美  大阪府立公衆衛生研究所, その他部局等, 研究員 (50291216)
倉田 貴子  大阪府立公衆衛生研究所, その他部局等, 研究員 (70435890)
Project Period (FY) 2012-04-01 – 2015-03-31
Keywords病原微生物 / PCR法 / 迅速 / 高感度 / Qプローブ法 / 網羅的
Outline of Annual Research Achievements

H26年度は細菌性腸管感染症の原因であるカンピロバクター、サルモネラ、腸炎ビブリオおよび呼吸器感染症の原因微生物である百日咳菌、インフルエンザウイルスに対する高感度迅速Qプローブ法(検出感度10コピー以下)を作製した。これらQプローブ法を用いて臨床検体を検査しその性能を評価した。カンピロバクター集団発生例17名の50%便乳剤について検査し、培養法との結果を比較したところ、感度は100%、特異度は89%で、培養法で陰性、Qプローブ法で陽性の検体が1検体認めた。1回の検査所要時間は1時間以内であった。本結果よりQプローブ法は培養法と同等の性能を有することが判明した。外来迅速検査でインフルエンザと診断された8名の患者の咽頭スワブを検査し、その性能を評価した。その結果8例中6例がH1亜型、2例がH3亜型で、H1亜型はすべてオセルタミビル感受性であった。1回の検査所要時間は2時間以内であり、従来のリアルタイムPCR法と比較しても迅速に検査可能な方法である。

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Published: 2016-06-01  

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