2013 Fiscal Year Research-status Report
肺高血圧症における血管平滑筋細胞増殖マーカーLR11の役割
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24591069
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
小西 博応 順天堂大学, 医学部, 准教授 (50459145)
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Keywords | 肺高血圧 / LR11 |
Research Abstract |
肺高血圧症の診断、治療のバイオマーカーを探求することは、早期診断、また適切な薬剤調整をするにあたり、重要である。本研究の臨床研究部分では、LR11が、PAH患者で上昇していることが、観察されており、現在論文投稿中である。 また、基礎研究部分では、LR11欠損マウスでは、低酸素誘発による肺動脈圧、中膜肥厚の程度、右室肥大の程度が抑制されていることを観察している。また、血清sLR11濃度は、野生群で、3週後に上昇していることも観察でき、臨床で観察している現象を動物実験でも再現できている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
臨床研究は、現在論文投稿中であり、また基礎研究でも、LR11欠損マウスで肺高血圧症発症抑制を観察できている。
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Strategy for Future Research Activity |
基礎研究部分で、in vitroで、肺動脈血管平滑筋細胞を低酸素下で培養し、LR11の発現を確認するとともに、メカニズム解明のため、HIF1αをノックダウンし、LR11発現上昇の有無を確認し、HIF1αが、LR11発現の調節因子であることを確認する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
in vivoでの実験を優先させたため、細胞培養実験が、前年度まで行われていないため、支出が抑制された。 本年度は、細胞培養実験を行い、また研究成果を国内外の学会で発表予定である。
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