2013 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
24592070
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
國吉 幸男 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50153317)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
喜瀬 勇也 琉球大学, 医学部附属病院, 助教 (00468076)
永野 貴昭 琉球大学, 医学部附属病院, 助教 (50363669)
山城 聡 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80315465)
稲福 斉 琉球大学, 医学部附属病院, 助教 (30404578)
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Keywords | MEP / 頭蓋骨 / 刺激の方向 / Mapping |
Research Abstract |
H25年度研究実績の概要 「研究の目的」 弓部大動脈瘤手術時における体外循環中の脳梗塞発症体外循環中にMotor evoked potential(MEP)を行うことにより早期発見することを目的とする。そのために、「研究実施計画」では常温下での確実なMEPの検出ができることが、本実験での最低の条件である。そのため、成犬(実験用ビーグル犬)を用いてMEPを確実に検出できる方法を試行している。成犬の頭部外表から脳の標的局所部位を確実に電気刺激出来るように、1)両側外耳道、2)両側眼窩、3)頭骨再背部で囲まれる四方形を12等分してMappingを行った。それぞれの交叉点に刺激電極を固定した。固定方法は、ネジを頭骨に埋め込み刺激電流が容易に脳局所を通過し易くした。 結果としては、刺激の方向性(陰極から陽極に電流が走る)が、頭骨外表の刺激方向が左右方向(例えば、右→左ないし左→右の平行)である場合が有意にMEPが計測された
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
現在までの達成度 MEP計測の方法論の段階で実験が滞っている。しかし、この方法論が本実験の大事な部分であるため、確実に確立していきたい。
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Strategy for Future Research Activity |
今後の研究の推進方策 頭部外表からのMEP計測が確実に出来るのが理想である。しかし、その方法論確立が時間を要するのであれば、頭骨をはずして直接脳表面の電気的刺激を考慮している。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
研究自体が当初計画より、諸般の事情で遅れており、実験計画が後ろ倒しとなっておりそのための次年度使用額が生じている。 従って当初の目標達成の為には更なる時間が必要であると考えられる。 当初の目標達成の為には更なる時間が必要であると考えられる。
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Research Products
(1 results)