2013 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
24592227
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Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
安田 剛敏 富山大学, 大学病院, 講師 (20377302)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金森 昌彦 富山大学, 大学院医学薬学研究部(医学), 教授 (20204547)
堀 岳史 富山大学, 大学病院, 医員 (30401847)
鈴木 賀代 富山大学, 大学病院, 医員 (20456388)
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Keywords | 炎症性サイトカイン / 軟部肉腫 / 免疫組織染色 / アポトーシス / パスウェイ解析 |
Research Abstract |
軟部肉腫に対する炎症性サイトカイン抑制療法により、肉腫の増殖と転移を制御することを目的とし、肉腫での炎症性サイトカインを制御する因子とその抗腫瘍作用の機序を解明し、転移抑制の新たな治療法の可能性を立証する研究活動を行っている。 自然発生マウス軟部肉腫細胞RCTと自然発生マウス骨肉腫細胞DunnとLM8を用いて、in vitroおよびin vivo実験を行う。また、ヒトの臨床所見を検討・収集することによって、候補炎症性サイトカインの測定を行い、形態学的、機能的検討を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
RCT細胞、Dunn細胞とLM8細胞の安定化に時間を要したことと、動物実験の実施許可に時間を要したためである。一方で、今後臨床への応用を図るために、臨床データの解析を行っている。その結果は主として論文や発表という形ですでに発信している。
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Strategy for Future Research Activity |
RCT細胞、Dunn細胞とLM8細胞の培養およびin vivoでの継代の安定を確認の後、in vitroのおよびin vivo実験を速やかに行う。また、大学院生を入学させることができ、今後マンパワーの問題も飛躍的に解決できうる。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
計画より少し遅れ気味であったため、残額が生じた。 in vitroで候補炎症性サイトカイン関連遺伝子同定のためのmiRNA array解析およいパスウェイ解析、in vivoの治療実験に使用する。
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