2012 Fiscal Year Research-status Report
触覚センサーを使用した精巣硬度定量による新しいヒト造精機能評価法の開発
Project/Area Number |
24592451
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Research Institution | International University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
菅藤 哲 国際医療福祉大学, 大学病院, 准教授 (40396487)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 脩 日本大学, 工学部, 教授 (60006814)
尾股 定夫 日本大学, 工学部, 教授 (90060186)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 造精機能評価 / 精巣硬度 |
Research Abstract |
精巣の硬さを測る触覚センサーの試作品を開発中で、これについて以下のとおりである。 測定システムにつき、荷重と変位により硬さをPCで自動測定するシステムを弾性標準試料について検討中である。 荷重と変位での計測システムとは、柔らかい試料では少ない力で大きく変形し、硬い試料では強い力でも変形が少ないという、力と変形の度合いを荷重と変位により計測する方法で説明される。荷重は圧力センサを用いて、PCで測定する系により構成が済んでいるが、変位については試行錯誤の上開発途中にある。 これまでは変位を光で測れるシステムを構成していたが、外乱の影響を受けやすく、外乱を除こうとするとセンサーが大型化してしまう問題点が生じていた。そこで現在この問題を改善をすべく他の方法を用いて検討中である。 標準試料については、シリコーンゴムをベースにフットボール形状で脂肪程度の柔らかさを実現したものからより硬い消しゴム適度の硬さまで作成できている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究では精度と再現性の高い精巣硬度測定に適した触覚センサーを開発することが最重要課題と考えられる。 その試作品の開発にほぼ1年かけたが、いまだ完成には至っていない。
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Strategy for Future Research Activity |
試作品が完成したら、実際にヒト精巣の硬度測定を行ってみる。試作品により再現性が高いデータが得られることが明らかとなったら、実際に被験者の硬度測定を行っていく予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
試作品開発に使用する。
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Research Products
(2 results)