2014 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
24592911
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
安井 栄 大阪大学, 歯学研究科(研究院), 招聘教員 (40294110)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野首 孝祠 大阪大学, 学内共同利用施設等, 教授 (80028753) [Withdrawn]
小野 高裕 新潟大学, 医歯学系, 教授 (30204241)
池邉 一典 大阪大学, 歯学研究科(研究院), 准教授 (70273696)
來田 百代 大阪大学, 歯学部附属病院, 医員 (10733082)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 咀嚼 / 咀嚼能力 / 咀嚼能率 / グミゼリー / 嚥下 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は咀嚼能評価システムについて以下の検討を行った。 1)半量グミゼリーによる咀嚼能率スコア法の開発:咀嚼能力の詳細な判定が困難であった機能低下患者に対して、咀嚼機能評価をより詳しく知り得るための半量グミゼリーによるスコア法の活用の可能性が示唆された。 2)歯科受診行動と咀嚼能力の関係:吹田研究参加者において、横断的解析、縦断的解析においても、定期受診の有無が、咀嚼能率に関連していることが示された。 3)咀嚼能率と嚥下時直前食塊の評価:咀嚼能力の低下の有無にかかわらず、嚥下直前のスコア値は6程度であることが明らかとなった。 4)グミゼリーの咀嚼嚥下時に関与する口腔内要因の検討:グミゼリーが咀嚼され嚥下に至るまでの食塊形成においては、最大咬合力、臼歯部咬合支持の有無、咀嚼時間や咀嚼回数などとともに口腔湿潤度が影響していることが示唆された。
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Research Products
(5 results)