2012 Fiscal Year Research-status Report
即時・早期荷重インプラントの周囲骨の治癒にオーバーロードが及ぼす影響
Project/Area Number |
24592963
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Nara Medical University |
Principal Investigator |
杉浦 勉 奈良県立医科大学, 医学部附属病院, 研究員 (60398435)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堤 定美 日本大学, 歯学部, 教授 (00028739)
山本 一彦 奈良県立医科大学, 医学部, 准教授 (20243842)
姜 有峯 日本大学, 歯学部, 研究員 (40437273)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 歯科インプラント / 即時荷重 / 有限要素法 |
Research Abstract |
インプラント治療におけるリスクファクターの中でも,即時・早期荷重インプラントにおいてはオーバーロード(負担過重)がインプラントの予後に大きな影響を与える可能性が高いと考えられているが,生体力学的な基礎は未だに確立されていない. オッセオインテグレーションの獲得および維持には,インプラント-骨界面に発生する応力が生体力学的に安全域にあることが必要である.インプラント周囲骨の応力・ひずみ分布に影響を及ぼす因子には,荷重の大きさ・方向,埋入部位の骨質,荷重開始時期などがある.今回,申請者らは定量的な動的荷重を負荷する荷重装置を開発し,オッセオインテグレーション獲得後のイヌ脛骨モデルにおいてオーバーロードによる周囲骨の骨吸収を再現可能とした.今後は荷重の大きさ,頻度,インプラント埋入後の期間の違いよるインプラント周囲骨の反応を定量的に検討していく.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
定量的な動的荷重を負荷する荷重装置を開発し,オッセオインテグレーション獲得後のイヌ脛骨モデルにおいてオーバーロードによる周囲骨の骨吸収を再現可能とし,今後は荷重の大きさ,荷重期間などのパラメータに関しての検討を行う.
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Strategy for Future Research Activity |
インプラント埋入後の荷重に対する骨の治癒を検討するため,また実験の再現性を高めるため,有限要素法を用いた力学解析を行っている.より生体等価性の高い解析を行い,実験の定量性を高めていく.
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
実験動物,インプラント,薬品などの消耗品の購入および組織標本の作製費用に用いる予定である.
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