2014 Fiscal Year Research-status Report
ヒト歯髄幹細胞におけるHOX遺伝子群の発現パターン解析と制御
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24593001
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Research Institution | Health Sciences University of Hokkaido |
Principal Investigator |
淀川 慎太郎 北海道医療大学, 歯学部, 助教 (60433439)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | HOX / ヒト歯髄由来幹細胞 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究はヒト歯髄から幹細胞を分離し、① 形態形成調節遺伝子HOX遺伝子群の発現パターン解析を行う② HOX遺伝子群の発現制御を行ない、ヒト歯髄由来幹細胞を任意の組織・臓器に分化誘導することを目的としている。コマーシャルサンプルの幹細胞と、臨床サンプルの幹細胞間に発現データのばらつきの原因究明に時間が取られている。強制発現系のベクター作成にも時間を要したが、前述の問題解決が必要でデータの整合性、信頼性に問題が生じている。また、研究協力先の北海道大学遺伝子病研究所に派遣して、本研究の一部をおこなっていた大学院生が一身上の都合で退学、臨床業務を行っていた大学職員が2名退職し、研究代表者自身が臨床に時間を割かれる事態となり、計画に大きな遅延が生じている。そのため、研究の期間延長申請を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
強制発現系のベクターを作成、実験を行っている(データ未公表)。しかしサンプル間(コマーシャルベースと臨床サンプル)の結果の不一致があり、問題を洗い出す作業を行っている。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究協力者の大学院生の退学、病院業務の負担増(職員2名の退職による)により大幅な研究遅延が生じている。問題解決のため、代表者の病院勤務から研究・教育食への配置転換が行われ、加えて数カ月の期間で研究協力先の北海道大学遺伝子病研究所への出向が決定している。これにより遅延が解消されると考えている。
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Causes of Carryover |
前述したようにコマーシャルサンプルと臨床サンプル間の実験データの整合性に問題があったこと、所属部署の人員減少で代表者の実験業務エフォートが大きく低下し、実験が滞っていることによる。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
遅延を取り戻すため、研究業務に専念する環境への配置転換がなされた。これにより予定していた実験を行うことで研究費は使用される。大型機器を新規購入する計画はない。
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