• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2015 Fiscal Year Annual Research Report

ライフコースアプローチによる看護教師の力量形成過程とその促進要因に関する研究

Research Project

Project/Area Number 24593224
Research InstitutionJuntendo University

Principal Investigator

石塚 淳子  順天堂大学, 保健看護学部, 准教授 (50329520)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 佐藤 道子  岐阜聖徳学園大学, 看護学部, 准教授 (60410510)
佐々木 史乃  順天堂大学, 保健看護学部, 助教 (20596332)
吉村 美奈子  福岡県立大学, 看護学部, 助教 (40636437) [Withdrawn]
野村 志保子  順天堂大学, 保健看護学部, 教授 (00218356) [Withdrawn]
Project Period (FY) 2012-04-01 – 2016-03-31
Keywords看護教師 / ライフヒストリー / 力量形成
Outline of Annual Research Achievements

看護教師の成長過程を詳細に研究した研究はなく、看護教師の長年にわたる教師経験を具体的に記述するためには、その人固有の生活史に迫る必要がある。さらに看護教師の教育実践は複雑で単純ではなく、単に学校内の出来事や授業場面に限定せず、その生活や人生にまで包括した分析を必要とすることから、ライフヒストリーインタビューを研究方法の主軸に取り組んだ。看護教師にライフヒストリーインタビューを実施した。看護教師の成長を支えたものとして「経験豊かなメンターとの出会い」「研究仲間との出会い」のカテゴリーが導き出された。それぞれの看護教師は問題にぶつかりながら、決してあきらめることなく困難を乗り越え、様々な「出会い」を経験しながら、看護教師のとしての力量形成をしていった。教師は中堅期においてはいったん確立した教師としての「観」の問い直しが求められるといわれる。危機を乗り越える契機について「出会い」の経験があり、その「出会い」には教師自身の「観」の問い直しが含まれている。3人の看護教師たちはいくつかの「出会い」を経験していた。看護教師たちが困難感や疲弊感を乗り越え成長していくためには、経験豊かな看護教師たちのライフヒストリーを通してその力量の促進要因を明らかにすることが、これからの看護教育における課題である。看護系大学の増加により、看護教育の質は向上しているのだろうか。看護教師たちが困難感や疲弊感を乗り越え、成長していくためには、これらの熟練看護教師たちのライフヒストリーが何らかのヒントを与えてくれるのではないだろうか。今後は本研究成果を看護教師の力量形成に向けたシステムへと発展させていきたい。

  • Research Products

    (1 results)

All 2016

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 看護教師の力量形成過程とその促進要因に関する研究2016

    • Author(s)
      石塚淳子
    • Organizer
      日本看護研究学会東海地方会
    • Place of Presentation
      横浜
    • Year and Date
      2016-03-19

URL: 

Published: 2017-01-06  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi