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2015 Fiscal Year Research-status Report

定年退職後の高齢男性を対象とした地域活動への参加支援プログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 24593425
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

齋藤 美華  東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (20305345)

Project Period (FY) 2012-04-01 – 2017-03-31
Keywords看護学 / 定年退職 / 高齢男性 / 地域活動
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、定年退職前の向老期男性が求める地域とのつながりの意味を探求し、概念を抽出し、抽出されたそららの概念を基盤にプログラムを開発することを目的としている。
これまで、政令指定都市内の新興住宅地である仙台市青葉区錦が丘をフィールドとし、向老期男性にインタビューし、定年退職前の向老期男性が求める地域とのつながりの意味を探求し概念を抽出した結果、【地区のしくみが把握できる】【地区内の人と顔見知りの関係が築ける】の2つのサブカテゴリが抽出された。さらに、前者の下位には、<地区の行事が分かる><地区内での有事の際の対応が分かる><地区内の人の関係性が分かる>が内包されていた。また、後者の下位には、<地区内での自身の存在を認めてもらえる><地区内の人とあいさつを交わせる関係になれる><イベントに関する情報交換ができる関係になれる>が内包されていた。これらの概念について、地区の自治会長や担当保健師とセッションを行った。
これらの概念を基に、今後プログラムの開発および評価・完成を目指す予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

今年度は、定年退職前の向老期男性が求める地域とのつながりの意味の概念を抽出し、それらを基盤にプログラムを開発、試案を実施しそのプログラムを評価・完成させることが課題であった。しかし、実習や講義などの教育に関する業務の多忙、および対象者の選定や都合などの事情により研究を計画通り、遂行できなかったため。

Strategy for Future Research Activity

平成27年度および26年度に達成できなかった課題である抽出された概念を基盤としたプログラムの開発およびプログラムの評価・完成を目指す予定である。

Causes of Carryover

研究の達成度が遅れており、プログラム開発に要する旅費や人件費、物品費などの支出が少額となったため。

Expenditure Plan for Carryover Budget

平成26年度および27年度に達成できなかった課題を遂行することで計画的な使用ができると考える。未使用金はプログラム開発に要する旅費や人件費、物品費として平成28年度に使用する。

URL: 

Published: 2017-01-06  

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