2015 Fiscal Year Research-status Report
急性期病院における認知症高齢者ケースに特有の困難性に対応した退院支援モデルの開発
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24593532
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Research Institution | Jikei University School of Medicine |
Principal Investigator |
北 素子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (80349779)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 令子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (00305343)
遠山 寛子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (10433989)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 退院支援 / 認知症 / 家族 / ケースステディリサーチ |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度は3月までに3ケース目の急性期病院として特定機能病院を対象とし、認知症高齢者を受け持った経験のある看護師10名に対するインタビュー調査を実施した。これまでの調査と合わせて本研究では、認知症高齢者を受け持った経験のある看護師合計28名から急性期病院に認知症とは異なる事由で入院する高齢者の入院から退院までのプロセスについて質的データを収集することができた。昨年度までに明らかになった結果は、途中経過として国外の学会で発表を行った。来年度は研究を延長し、本年度のデータを合わせて分析し、最終的な研究成果を導くことを予定する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
予定したデータ収集の完了まで時間を要し、最終的な分析が未完となった。
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Strategy for Future Research Activity |
来年度、本年度収集した追加データを合わせて分析し、最終的な研究成果を導くことを予定する。
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Causes of Carryover |
研究の若干の遅れにより、分析が完了していない。そのため研究成果の学会および論文投稿による公表が実施てきていないことにより研究費の使用にも遅れが生じている。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
国内外の学会発表、英文雑誌への論文投稿を計画する。またデータ分析を効率的に進める必要があり、資料整理などを目的に研究補助者を依頼する。
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Research Products
(2 results)