2014 Fiscal Year Annual Research Report
Ｗｅｂコミュニテイの利用による訪問看護情報ネットワークの構築
| Project/Area Number |
24593533
|
|---|
| Research Institution | International University of Health and Welfare |
|---|
Principal Investigator |
王 麗華 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 講師 (20438774)
|
|---|
| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
磯山 優 帝京大学, 経済学部, 教授 (10258931)
前田 浩利 東京医科歯科大学, 医学部, その他 (90520908) [Withdrawn]
木内 妙子 東京工科大学, 公私立大学の部局等, 教授 (50279775)
|
|---|
| Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
| Keywords | 訪問看護 / WEBコミュニティ / 在宅療養支援 |
|---|
| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、在宅療養者および家族、訪問看護従事者、医療者、看護学生など、さまざまな視点から在宅看護に関する多様な情報を提供し交流する場を提供するための「Webコミュニティ」を構築し、その上で訪問看護情報ネットワークを構築することを目的としている。
平成26年度における主な研究内容は以下のとおりである。①平成24年度に行ったインタビュー調査の結果をもとに、訪問看護師が在宅療養者およびその家族へのケア行動や指導行動を分析した。また、訪問看護ステーションの管理、多職種連携、看護学生との関わりなど様々なネットワークの構築によって強化する方法を研究した。②研究結果を踏まえて、在宅看護に関する多様な情報交流の場を目指す「Webコミュニティ」のコンテンツを考案し、インターネット上にホームページを開設した。
これまでの研究成果を踏まえて各担当の研究分担者と十分に協議を重ね、セキュリティーやコンテンツの内容を検討した。また、在宅看護学の専門家である国際医療福祉大学教授福島道子氏のアドバイスや意見を踏まえ、「Webコミュニティ」の開設に至った。そして、「Webコミュニティ」の開設後、90日の時点で、アクセス回数は3985回に上った。このような結果から、本研究は、インターネット上に多職種間での情報提供・交流の場としてのWebコミュニティを構築するという所期の目的を達成するに留まらず、このような場は、訪問看護師がネットワークを活用して情報を共有することで新たな学びの場となり、知識の更新につながることを示唆する結果も得られた。
|
