高等専門学校における家庭科教育プログラムの開発に関する調査研究

2013 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 24650464
• Research Institution: National Institute of Technology, Kumamoto College
• Principal Investigator: 山崎 充裕 熊本高等専門学校, 共通教育科, 准教授 (50435484)
• Keywords: 家庭科教育

Research Abstract

平成２５年度は、高等学校家庭科の新学習要領教科書および指導書を分析し、高等専門学校教員を対象に男子学生に身につけさせたい生活的自立とその方法について聞き取り調査を行い、家庭科教育方法について検討した。また、高等専門学校ＯＢ・ＯＧを対象とした、技術者のワークライフバランスに関するアンケート調査を実施し、技術者の家庭における家事の実態と意識について調査した。現在、集計中である。
以上の結果を踏まえて、次年度は、１．高等専門学校在学生および保護者に対する生活的自立に関する意識調査を実施　２．生活的自立度のチェックリストの作成　３．高等専門学校における家庭科教育プログラムの開発の提案　を行う予定である。

Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

高等専門学校学生および保護者を対象とした生活的自立アンケート調査項目の作成に時間を要している。

Strategy for Future Research Activity

次年度において、１．高等専門学校在学生および保護者に対する生活的自立に関する意識調査を実施　２．生活的自立度のチェックリストの作成　３．高等専門学校における家庭科教育プログラムの開発の提案　を行う予定である。さらに、可能であれば、欧米・中国・韓国からの留学生と比較した日本の若者の生活習慣の特徴について調査する。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

平成25年度に実施予定であったアンケート調査の集計を行っていないため、人件費を使用していない。
また、アンケート調査にかかる通信費を使用していない。
本研究の進捗状況に応じて、次年度、使用する予定である。