2015 Fiscal Year Annual Research Report
母親の清潔なおしゃれ意識とチャイルド・マルトリートメント予防に関する新機軸研究
Project/Area Number |
24660000
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Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
安田 孝子 浜松医科大学, 医学部, 教授 (30377733)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久保田 君枝 聖隷クリストファー大学, 公私立大学の部局等, 教授 (40331607)
尾島 俊之 浜松医科大学, 医学部, 教授 (50275674)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 母親 / 養育 / 子育て / チャイルド・マルトリートメント / おしゃれ意識 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は子どもを養育している母親のおしゃれ意識とチャイルド・マルトリートメントの関連を明らかにすることであった。 静岡県内のA市において、1歳6か月児健診時に1歳6か月児を養育している母親に自記式質問票調査を実施した。平成26年10月から平成27年9月の1年間にわたり、465名の母親に配布し、275名から回収した(回収率59.1%)。 分析対象者は261名であり、平均年齢は32.5歳(標準偏差5.0)であった。母親のおしゃれ意識に関する回答は、「おしゃれに関心がある」に当てはまると回答したものは、202名(77.7%)、「おしゃれは自分を表現する」198名(76.2%)、「ここ3ヶ月間、美容院に行っていない」96名(36.8%)、「メイクをすると気分がよい」206名(78.9%)、「おしゃれをする時間がない」174名(66.7%)等であった。子どもを養育している母親の気持ちは、「つらくて誰かに支えてもらいたい」63名(24.1%)、「自分のその時の気分で抱っこすることがある」105名(40.2%)等であった。 平成27年度の学会発表は、日本助産学会学術集会、日本母性看護学会学術集会、静岡県母性衛生学会において行った。 平成24・25年度はアメリカ合衆国で実践されているHealty Family of America(HFA)の研修を受け、B市において実践を始めて事例報告を学会で行った。また、家庭訪問員の養成講座を開催し、HFAの理念や家庭訪問の方法等の演習等を普及する活動を行った。
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Research Products
(4 results)