2014 Fiscal Year Research-status Report
生殖における女性への帰責とその回避―人工妊娠中絶にみる当事者エージェンシー
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24730445
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
熱田 敬子 早稲田大学, 総合研究機構, 招聘研究員 (20612071)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | インタビュー |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度はインタビュー件数としてはそれほど集めることができず、一対一のデプスインタビューを行なうことができたのは1名に留まった。 ただし、次年度にインタビューご承諾いただいた複数のインタビュイーとのコンタクトをとることができており、今後の進展に関して大きく資するものがあった。 過去のインタビューに関してもインタビュイーとともに点検をおこない、同意書を書いていただくといった手続きをおこなった。 また、中絶との比較検討対象にできる、流産、死産の経験者ともコンタクトをとることができ、今後重ねてインタビューを行なうこととする。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2014年度は、研究代表者の体調不良、および協力していただくインタビュイーの日程上のご都合等があり、具体的な成果としてはめだつ進展をあげることができなかった。 ただし、研究実績の概要に記載した通り、次年度に資するインタビュイーの確保を行なうことができており、今後についての準備をすることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
10月までをめどに、現在コンタクトをとれている複数のインタビュイーにインタビューをおこない、データをまとめていく。 下半期でデータクリーニング、同意の手続き等を行ない、年度末を目処に論文としてまとめる。
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Causes of Carryover |
今年度、研究代表者の体調不良と、インタビュイーのご予定により、調査の実施が難しい状況があったため、次年度に一部調査を繰り越した。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
主として、インタビューのための旅費、交通費、会合費(インタビューの場所として喫茶店等を使用する場合)、およびテープ起こしの委託費に使用する。 また、研究に必要な資料代として、書籍代4~5万円、雑費数万円を見込んでいる。
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