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2014 Fiscal Year Annual Research Report

ハイパー核ガンマ線分光に特化した中性パイオンスペクトロメータ開発

Research Project

Project/Area Number 24740138
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

鵜養 美冬  東北大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (30420053)

Project Period (FY) 2012-04-01 – 2015-03-31
Keywordsハイパー核 / ガンマ線分光
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、(K-,π0)反応を用いたハイパー核ガンマ線分光実験を行うために必要なπ0スペクトロメータシステムの開発を行い、4ΛH、4ΛHeのミラーハイパー核の(1+, 0+)間励起エネルギー差として現れる荷電対称性の破れの検証を目的とする。
4ΛHeハイパー核生成には、(K-,π-)反応を用いる。4ΛHe ガンマ線分光実験は、2015年にJ-PARC E13実験として予定されている。2014年度は、E13実験に用いるπ-スペクトロメータのセットアップと性能確認をJ-PARC K1.8において行った。特にE13実験において、標的下流の電磁シャワー検出器の準備を行い(K-,π0)用のテストデータとする予定である。
2014年度内にビームを用いたデータ取得予定であったが、中断中のJ-PARC ハドロン施設のビーム供給が2015年度以降になったため、年度内にデータ取得は行うことができなかった。
4ΛH生成をタグするために、Ge検出器周りにコンプトンサプレッサーとして配置しているPWO検出器を弱崩壊π-検出器として使用する場合の有用性を東北大学ELPHにおいて行い、高エネルギー領域における性能を評価した。またガンマ線測定用ゲルマニウム検出器の
エネルギー較正システムの開発を東北大学CYRICの小型サイクロトロンにおいて行った。

URL: 

Published: 2016-06-01  

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