2013 Fiscal Year Annual Research Report
超高磁場3テスラ磁気共鳴装置による冠動脈病変の解剖・機能的早期検出方法の確立
Project/Area Number |
24791263
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
真鍋 治 北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (40443957)
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Keywords | MRI / 心筋血流定量 |
Research Abstract |
平成24年度に行ってきた研究内容を発展させ、MRIでも冠動脈領域毎の心筋血流量を測定できるように改良した。それぞれの領域毎の検討でも操作者間で高い再現性を認め、心筋血流定量のゴールドスタンダードであるO15標識水PETと高い相関を示した。 次に、今まで主流として使われてきたPatlak plot modelによる測定法との比較を行い、我々が開発したsingle tissue compartment modelを改良した定量方法の有用性を示した。 学会発表を通して、討論から得られた結果を合わせて、英文論文化し、国際誌に投稿中である。 また、冠動脈疾患疑い患者を対象とした検討も始めており、他検査(冠動脈造影など)との比較を行い、学会報告を踏まえて、その結果も国際誌への投稿を目指している。 dynamic CTでも同様の手法で心筋血流定量を行い、英文論文として投稿した。
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