2013 Fiscal Year Annual Research Report
多チャンネル表面筋電図法を用いた神経筋系の適応機序の評価
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24800071
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Research Institution | Chukyo University |
Principal Investigator |
渡邊 航平 中京大学, 国際教養学部, 准教授 (20630990)
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Project Period (FY) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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Keywords | 筋力トレーニング / 筋電図 / 多チャンネル表面筋電図 |
Research Abstract |
レジスタンス運動の介入および脱トレーニングが神経筋系の活動特性に及ぼす影響を,多チャンネル表面筋電図法を用いて評価した.肘関節屈曲筋群 (上腕二頭筋)を対象としたレジスタンス運動 (70%1RM, 12回3セット,週3回) を介入として,6週間実施した.介入は片腕のみに行う.介入2週間前,介入開始時,介入開始2,4,6週間後,介入終了4,8週間後に,等尺性膝関節伸展運動における最大随意筋力の測定を行い,運動中に多チャンネル表面筋電図法を用いて筋活動電位を記録した.多チャンネル表面筋電図の空間分布を定量化し,運動単位の動員パターンの変化を評価した.これらの測定に加え,形態的要因の変化も評価するため,超音波画像法を用いて上腕二頭筋の筋厚の測定を行った.以上の測定は,介入側及び非介入側の両腕でそれぞれ実施した.運動習慣のない男子大学生10名を対象としてこれらの実験を行った結果,トレーニング開始6週間後に最大随意筋力,筋全体の平均筋電図振幅が増加した.一方,多チャンネル表面筋電図の空間分布はトレーニングおよび脱トレーニング期間ともに変化が観察されなかった.この結果から,レジスタンス運動では運動単位の動員パターンは大きく変化しないということが示唆された.
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(7 results)