2013 Fiscal Year Annual Research Report
腎移植患者に対するESAと天然型Vitamin D治療
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24890109
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
濱野 高行 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 寄附講座助教 (50403077)
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Project Period (FY) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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Keywords | 移植後貧血 |
Research Abstract |
患者をリクルートしてきた結果、欧米とは違い日本人の腎移植患者の腎性貧血は軽度であったことが判明し、enrollment criteriaを厳密に満たす患者は少ないことがわかった。そのため、当初予定していた施設だけでなく新規の施設をさらに増やしつつある。現在の段階でenrollした患者数は96名である。baselineのデータを解析したところ、平均透析歴は約6年で、平均Crは1.96mg/dL,平均シスタチンCは2.2mg/dL,平均ヘモグロビンは11.0g/dLであった。約半数の患者でCERAなどの長期間ESA製剤が処方されていた。また鉄は充足していることをenrollment criteriaとしたため、平均フェリチンは149 ng/mL、TSATは36%であった。比較的重度の貧血の患者を選定したためか、尿蛋白は多く平均は0.99g/gCrであった。また平均1,25-dihydroxyvitamin Dは37.1pg/mLであり、比較的保たれていた。現在これらの患者に介入を既にはじめながら、さらに登録患者数を増やしつつある。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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