2024 Fiscal Year Comments on the Screening Results
水田遺構土壌を中核試料とした悉皆型の稲作史研究手法の構築に向けた学際的研究
Project/Area Number |
24H00108
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 3:History, archaeology, museology, and related fields
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Research Institution | University of Miyazaki |
Principal Investigator |
宇田津 徹朗 宮崎大学, 農学部, 教授 (00253807)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 克典 弘前大学, 農学生命科学部, 准教授 (00450213)
上條 信彦 弘前大学, 人文社会科学部, 教授 (90534040)
石川 隆二 弘前大学, 農学生命科学部, 教授 (90202978)
福嶋 紀子 松本大学, 基礎教育センター, 講師 (10601304)
後藤 雅彦 琉球大学, 国際地域創造学部, 教授 (30291553)
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Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
本研究により水田遺構土壌中のプラント・オパールからイネの遺伝情報を抽出する技術、年代評価法が確立されることで、各地で栽培されたイネの種類、稲作の変遷状況などが明らかとなり、時間と空間を網羅した日本稲作史研究が可能になると期待される。研究手法の斬新さ、分析対象の明確さ、準備状況、歴史学、考古学、農業史の連携補完を目指す体制、自治体の埋蔵文化利用に配慮した社会実装を予定している点などが高く評価できる。
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