2017 Fiscal Year Annual Research Report
On the Actuality of the Concept of Dignity
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25244001
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Research Institution | Hitotsubashi University |
Principal Investigator |
加藤 泰史 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (90183780)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宇佐美 公生 岩手大学, 教育学部, 教授 (30183750)
齋藤 純一 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (60205648)
松井 佳子 神田外語大学, 外国語学部, 教授 (60255180)
大河内 泰樹 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (80513374)
品川 哲彦 関西大学, 文学部, 教授 (90226134)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 人間の尊厳 / カント哲学 / 自律 / 価値論 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度の研究計画および申請した変更にもとづき、7月に英米およびドイツから研究者を招聘して国際ワークショップを一橋大学と広島大学で開催した。そして、そこでの研究発表にもとづいてカントの尊厳概念に関する論文集を編集してドイツの出版社から刊行することに決定して編集作業に入ることにした(研究発表者は、シェーンリッヒ教授(ドレスデン工科大学・ドイツ)、ケトナー教授(ヴィッテン・ヘアデッケ大学・ドイツ)、シュトゥルマ教授(ボン大学・ドイツ)、モサイエビ助教授(ボッフム大学・ドイツ)、ムラデノーヴァ講師(ライプチッヒ大学・ドイツ)、フリクシュー教授(LSE・イギリス)、センセン准教授(トゥレーン大学・アメリカ)、シェル教授(ボストン大学・アメリカ)など)。10月にイリノイ大学のヴァーデン准教授を招聘して国際ワークショップを開催した。11月にはこれまでの研究成果の一部を『尊厳概念のダイナミズム』(法政大学出版局)として編集し刊行した。この論文集に関しては、多方面から反響をいただくことができた。 平成30年1月に研究代表者が渡独してシェーンリッヒ教授(ドレスデン工科大学)やクヴァンテ教授(ミュンスター大学)、フォリヤンティ・ヨスト教授(ハレ大学)らと研究打ち合わせなどを行い、今後の共同研究や論文集編集などに関して継続し、さらに推進する方向で合意した。そして平成30年3月初旬にボン大学のホルン教授を招聘してカントの尊厳概念に関する研究発表を行ってもらった。この間に『ドイツ応用倫理学研究』第7号も編集して公刊した。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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