2016 Fiscal Year Annual Research Report
Japan-Korea Collaborative Research on Gilt Bronze Buddhist Statues in East Asia from 5th through 9th Century
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25244006
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
藤岡 穣 大阪大学, 文学研究科, 教授 (70314341)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加島 勝 大正大学, 文学部, 教授 (80214295)
稲本 泰生 京都大学, 人文科学研究所, 准教授 (70252509)
浅見 龍介 独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館, 学芸企画部, 課長 (30270416)
淺湫 毅 独立行政法人国立文化財機構京都国立博物館, 学芸部連携協力室, 室長 (10249914)
岩田 茂樹 独立行政法人国立文化財機構奈良国立博物館, その他部局等, 部長補佐 (20321622)
楠井 隆志 福岡県立アジア文化交流センター, その他部局等, 課長 (30446885)
皿井 舞 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 文化財情報資料部, 主任研究員 (80392546)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 金銅仏 / 東アジア / 蛍光X線分析(XRF) / X線回折 / 飛鳥大仏 |
Outline of Annual Research Achievements |
飛鳥大仏の第2次調査を実施した。目視による詳細な観察のほか、蛍光X線分析、X線回折、3次元計測、ファイバースコープ等による像内観察、デジタルカメラによる撮影等の調査を完了し、報告書を作成した(奈良国立博物館紀要『鹿苑雑集』19に掲載)。 山東省に所在する金銅仏の調査を実施した。同調査は、山東省博物館、韓国国立中央博物館、大阪大学との共同調査として実施し、山東省博物館、博興県博物館、諸城博物館、泰山博物館の各館が所蔵する金銅仏20余件について蛍光X線分析等の調査を行った。なお、同調査の結果については、山東省博物館に公表の優先権があるとの協定を結んでいる。 この他、大津市歴史博物館、ロンドンギャラリー、九州国立博物館、法隆寺、福井・伝芳院、奈良国立博物館、国立アルテ・アンティガ博物館(ポルトガル)、ピゴリーニ博物館(イタリア)において金銅仏の蛍光X線分析等の調査、さらに国立慶州博物館(韓国)、ケルン東洋美術館(ドイツ)、ルーブル美術館、チェルヌスキー美術館、オルセー美術館(以上フランス)、故宮博物院、浙江省博物館、成都博物館ほか(以上中国)、故宮博物院南部院、仏光山仏陀記念館(以上台湾)、福井市立郷土歴史博物館、岡山県立博物館などにおいて関連の作品調査を実施した。 なお、研究成果の一端を、AAS(Association for Asian Studies Conference)(同志社大学、2016年6月26日)、国際シンポジウム「芬皇寺」(仏国寺会館、2016年11月11日)、橿原考古学研究所附属博物館2016年度秋季特別展「蘇我氏を掘る」研究講座(橿原考古学研究所講堂、2016年11月13日)、国際共同シンポジウム「モノと文献でわかる古代・わからない古代」(国際交流基金パリ日本文化会館ホール、2016年12月3日)などにおいて発表した。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(22 results)
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[Presentation] 河北白玉像と曹仲達様2017
Author(s)
藤岡穣
Organizer
仏光山仏陀記念館シンポジウム2017《仏.縁-河北曲陽白石仏教造像芸術展》及学術研討会
Place of Presentation
中華民国・高雄市・仏光山仏陀記念館礼敬大廰中央客堂
Year and Date
2017-03-25 – 2017-03-26
Int'l Joint Research / Invited
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[Presentation] 長谷川路可の西域壁画模本と澤村專太郎2016
Author(s)
稲本泰生
Organizer
Investigations into the Disciplines of Japanese and East Asian Art Histories:Exchanges between Japan and Europe, with a Focus on Switzerland, Kyoto-Swiss Symposium 2016
Place of Presentation
京都大学
Year and Date
2016-10-31 – 2016-10-31
Int'l Joint Research / Invited
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