2015 Fiscal Year Annual Research Report
中国抗議型維権活動拡大のメカニズム:認知の解放・支配方式の転換・動員手段の多様化
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25257103
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
唐 亮 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (10257743)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菱田 雅晴 法政大学, 法学部, 教授 (00199001)
小嶋 華津子 慶應義塾大学, 法学部, 准教授 (00344854)
石塚 迅 山梨大学, 総合研究部, 准教授 (00434233)
田原 史起 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (20308563)
青山 瑠妙 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (20329022)
呉 茂松 慶應義塾大学, 法学部, 講師 (40612693)
辻中 豊 筑波大学, 人文社会科学研究科(系), 教授 (70145944)
御手洗 大輔 早稲田大学, 法学学術院, その他 (80553099)
任 哲 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, その他部局等, 研究員 (90434381)
中溝 和弥 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 准教授 (90596793)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 維権運動 / 社会運動 / 動員のネットワーク / ネット社会 / 権利意識 / 官民衝突 / 弾圧のコスト / 政府の対応 |
Outline of Annual Research Achievements |
2015年度は計2回の研究会、2回の国際セミナーを開催した。1、研究分担者は研究会にてそれぞれの分担から研究成果を発表し、出版に向けての準備を進めていた。2015年度の研究成果は主に以下の通りである。①人々の政治意識、法的権利意識変化の背景、意識変化と維権運動の関係、中産階級と労働者、農民の維権手段の違いを明らかにした。②抗議型維権運動におけるリーダーの役割を分析した。③ネット社会の形成が維権運動に与えるインパクトを調べた。2、国際セミナーは日本国内外の専門家をゲスト講師に迎え、諸外国の社会運動の実態を議論し、研究助言を得た。3、研究分担者と研究協力者は現地調査にて維権運動の参加者、政府・企業の関係者、NGOなどの支援団体に聞き取り調査を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
問題の設定に沿い、先行研究を踏まえながら、資料収集と現地調査を行い、予定通りに共同研究作業を進めている
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Strategy for Future Research Activity |
4回の研究会、国際シンポジウムを主催し、最終報告書を取りまとめ、出版に向けての準備を進めていく。
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Research Products
(38 results)