2015 Fiscal Year Annual Research Report
Interdisciplinary Studies of the Marwari, Migrant Traders in South Asia.
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25283007
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
中谷 純江 鹿児島大学, グローバルセンター, 教授 (30530034)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
神田 さやこ 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (00296732)
豊山 亜希 国立民族学博物館, 大学共同利用機関, 研究員 (40511671)
小松 久恵 追手門学院大学, 公私立大学の部局等, 講師 (80552306)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 南アジア / 移住商人 / マールワーリー / ディアスポラ / 公益 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、研究開始から3年目にあたり、本研究は翌年に最終年度をむかえる。このため、これまでの成果を発表する機会を多くもつようにした。今年はメンバーを中心とする研究会を3回、大阪(7月)・東京(9月)・鹿児島(2月)で開催した。各研究会には関連分野の研究者を招聘し、ご報告をいただいたり、メンバーの報告にコメントをいただくことで議論を深めることができた。また、日本南アジアで学会でパネルセッション「南アジア移住商人(マールワーリー)の研究:1920-30年代に焦点をあてて」を企画し、メンバー全員が発表をおこなった。秋にはインド、シンガポール、米国から3名の研究者を招聘し、国際ワークショップ ”Representing Marwaris in 1920-30s India"を開催した。これらによって同じ分野の研究者とのグローバルなネットワークを築くことができ、各自の報告内容を再考し、広く議論する良い機会となった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
今年度は、日本の学会発表におけるパネルセッションをおこなったのみならず、国際ワークショップを開催することができ、翌年(最終年度)にむけて、最終成果発表に目処をたてることができた。また、国内では、九州産業大学を拠点とするフィランスロピー研究会と連携することができた。これによって、イギリスやその他インド以外の地域における公益活動の研究にふれることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
来年度は、海外における学会でのパネルセッション企画や成果論文の出版を進める。
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Causes of Carryover |
今年度開催した国際シンポジウムに、カナダのトロント大学から招聘を予定していた研究者の招聘が事情で取りやめになった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
招聘予定だった研究者を1年遅れで、招聘して研究会を開催する。
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Remarks |
研究会情報を掲載
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